今朝5時58分頃、北朝鮮が弾道ミサイルを北東方向に発射。午前6時5分頃から7分頃に北海道渡島半島襟裳岬付近の上空を太平洋に向けて通過した。

 

発射された弾道ミサイルの最高高度は約550kmに達し、約2,700km飛翔し、午前6時12分頃、襟裳岬の東約1,180kmの太平洋に落下。

 

Jアラート及びエムネットは発射から4分後の6時2分に送信。日本国内への落下の恐れはないとして、自衛隊による迎撃措置は実施しなかった。

 

佐藤は外務省を代表し説明を行った。政府は発射を受け、直ちに北朝鮮に対し、北京の「大使館」ルートを通じて厳重に抗議し、最も強い表現で断固として非難した。また、安保理議長国に対し、国連安保理の緊急会合の開催を要請。

 

本日の午前、安倍総理はトランプ大統領と、河野外務大臣はティラソン米国務長官とそれぞれ電話会談を行い、今回のミサイル発射はレベルの異なる脅威であることを確認するとともに、日米及び日米韓で引き続き連携していくことで一致した。国際社会と連携し、さらなる圧力強化を図っていく。

 

席上、出席の議員から、「多くの国民は避難訓練の経験が無いため、警報発令後に取るべき行動がわからなかった」という指摘や「イージスアショアの配備のための調査を早期に行うべき」との意見が出た。

 

北朝鮮が発射したミサイルが、我が国を飛び越えるという暴挙は、これまでにない深刻かつ重大な脅威である。今後も副大臣として、注視していくと共に、国民の生命、財産を守るために尽力していく。