本日、篠田英明教授(東京外国語大学)を憲法改正推進本部に招きヒアリングを行った。

 

篠田教授のポイントは以下のとおりである。

 

日本国憲法は国連憲章、さらに遡ると大西洋憲章からの理念を受け継いで作られたものである。国際法に則ると、国家には個別的自衛権、そして集団的自衛権が必要である。それらを持たない国は国際社会の秩序の維持において脆弱な要素と成り得る。したがって、国際法の枠組みの中に作られた日本国憲法においても、集団的自衛権の存在は、憲法と合致したものであると言える。

 

また、9条改憲に関しては、安倍総理が自衛隊を明記することを明確に示した点に置いては賛成である。

 

席上、国会議員らから、2項を残す点に関して質問が出た。

 

それに対し教授は、2項を残すと、どうしても不鮮明な点が残るため、削除した方が綺麗であるとの回答であった。

 

日増しに、憲法改正へ向けた気運が高まりつつある。今後の議論に期待したい。

 

http://constitution.jimin.jp/