本日、自民党本部で外交部会が開催され、外務省からサミットに関する報告を受け、概要と成果を確認した。

 

5月26、27日に開催されたG7サミットのポイントは「G7の結束」と「外交・安全保障」である。

 

北朝鮮、テロ・暴力的過激主義、難民等の問題が深刻化する中、世界の平和・安定の確保、世界経済の成長の実現について忌憚のない議論が実施されたとのことだ。

 

その中で、安倍総理は力強いリーダーシップを発揮し、前議長としての経験も踏まえつつ、最初の発言者として「G7の結束」の意義を訴えるなど、北朝鮮、世界経済・貿易、海洋安全保障などの議論を主導した。

 

最終的に、首脳間での個人的信頼関係を深めるとともに、G7が、普遍的価値を共有し、ルールに基づく国際社会の牽引役として、これら課題に対して、これまで以上に結束して対応していくことで一致したとのことである。

 

また、会の中で、アフガニスタンで起こった爆発事案について事実確認を行った。首都カブールで起こった大規模な爆発により、これまでに90人死亡、400人以上が負傷した。ISILが犯行声明を出したとの報道も流れている。

 

テロの脅威が蔓延している今、わが国も対策を強化し、国際社会と協力しながら防止に努めていかなければならない。