自民党の北朝鮮による拉致問題対策本部において、議員主導で問題を解決するために、アクションプラン検討チームのメンバーが集まって安倍総理への提言案を検討した。拉致問題が膠着する中で新たな道を探るため、政府任せにせずに有志議員でも具体的に行動していこう、というものだ。

 

 提言は13項目からなるが、議員外交を通じて米国の上下両院議員を拉致問題に巻き込むなど、政治家にしか出来ないことを追求していく。佐藤が担当した箇所では、朝鮮半島有事が起きた時に、北朝鮮に散らばる拉致被害者や日本人同胞を救出するための体制づくりを明記している。

 

 大事なことは、ただ単に政府に要望するだけではなく、議員自らが体を動かして問題解決に向けて動くことだ。今後は北朝鮮と国交を持つ国々の在京大使館を訪問して、拉致問題解決の必要性を共有し、本国に伝達してもらう。「拉致問題解決!」と主張することは重要だが、解決のために地道に汗をかくことの方が遙かに重要だ。引き続き、佐藤も行動を通して問題解決に力を尽くしていく。