弾道ミサイル防衛の迅速かつ抜本的な強化に関する提言
 
3月29日(水)、自民党本部で安全保障調査会・国防部会合同会議が開催された。
自民党は、これまでに「弾道ミサイル防衛に関する検討チーム」を組織し、
佐藤も同検討チームの一員として、この問題について議論を重ねてきた。

本日、合同会議で弾道ミサイル防衛に関する提言(案)が示された。
北朝鮮ミサイルの看過できない深刻な脅威が迫っている現在、防衛力と抑止力を緊急に強化するため、
中期防衛力整備計画にとらわれることなく、予算措置を含め、政府に対し早急に実現を求めていくこととしている。

具体的には、イージスアショアやTHAAD等の新しい迎撃システムの導入の検討や現在計画中のイージス艦やPAC3の能力向上を前倒しして行うと共に、
抑止力を高めるために、自衛権の範囲内で、巡航ミサイルなどの「敵基地反撃能力」を保有することが不可欠だとしている。

会議では提言がまとまり、了承を受けた。
この後は政策審議会の合意を得た後、政府にこの提言を提出する。

なお、全文は以下のとおり。