3月22日(水)自民党「文部科学部会」が開催され、学習指導要領の改訂などについて議論を交わしました。

 

佐藤が善処を要請した、中学校学習指導要領に「銃剣道」が抜け落ちている点について、『学校や地域の実態に応じて、種目が選択できるよう武道の内容の弾力化を一層図るため、武道8種目に「銃剣道」を加え、現行の学習指導要領解説に既に表記されている武道9種目を様々な武道の例として明示』するとして、記載されることになりました。

WEBパブリックコメントに「銃剣道を明示すべき」とご意見を投稿し、あるいは、それぞれの形でご支援をくださった皆さまに、この場を借りて感謝の意を申し上げます。

 

 また、聖徳太子が「厩戸王」と改訂されそうになっていた点について、小学校も中学校も両方とも「聖徳太子」で統一されることに落ち着きました。

 日本書紀や古事記には「厩戸皇子」などと表記されているとのことですが、「おくり名」という文化と歴史を無視したもので、出席した自民党の国会議員から「文部科学省は日本をどういう国にしようとしているのか」「学習指導要領は後世に何を教え残そうとしているのか」と厳しい批判が相次ぎました。

 

 本日の部会では、銃剣道の明示と、聖徳太子の記載は評価されましたが、「そもそも論」として、銃剣道が漏れたり、厩戸王にしようとする文部科学省の体制・体質に問題があるとして、学習指導要領の改定案は了承せず、再度審議することとなりました。

 

 教育は国家百年の計。

自民党では厳しく審議していきます。