5月16日(月)、北朝鮮による拉致問題対策本部・外交部会合同会議が開催された。外務省から最新の北朝鮮情勢の説明を受けるとともに、拉致問題対策本部の古屋圭司本部長、及び塚田一郎事務局長から訪米の成果について報告があった。


核の力を背景に、国際社会に対して大国としての扱いを求める北朝鮮。これに対して我が国は、外務省を中心に、中国にも協力を求めながら国際社会の場で一丸となって対峙している。また拉致問題対策本部が独自に議員外交を展開し、アメリカ議会や国連本部において各国要人に拉致問題を説明しながら、国際世論の高まりを喚起している。


本日の会合には、横田早紀江さん始め、長年拉致問題解決を訴えてこられた方にもご参加いただいた。具体的な進展がない中、長い間皆さんを待たせていることに、政治家としては非常に心苦しく、申し訳ない気持ちでいっぱいだ。全ては拉致被害者と家族の皆さんのために、と心に刻み、日本として出来ることは全てやっていく。