4月15日、国防部会勉強会が開催された。この日の目的は、防衛装備庁が行っている様々な研究開発への理解を深める事であった。


我が国を外敵の脅威から守るに当たって、高水準の技術を持った装備品の確保は死活問題だ。そのため防衛装備庁は最新の技術動向や戦闘様相の変化、費用対効果等を踏まえつつ、他国に対して技術的優位の確保に努めている。


また将来有望な基礎研究段階の技術の育成や、先端技術の安全保障分野への活用も今後一層強化されることが望まれる。そのため産学官連携や国際共同開発を進めていくことが求められる。


ただ職員数、予算の面で主要国に後れを取っている事実を直視し、今後必要に応じた是正をしていかなければならない。また技術の高度化に対応する形で、職員の博士号取得なども検討する価値があるかもしれない。モノとヒトの両面への研究開発は、国防の要なのである。


防衛装備庁「研究開発」の関連リンク
http://www.mod.go.jp/atla/kenkyuu.html