佐藤がこれまで取り組んできた幹部自衛官の叙勲対象の拡大が、この春、また一つ実を結びました。

一昨年の春と、昨年の秋に、元統合幕僚会議議長が瑞宝大綬章(旧勲一等 瑞宝章)を受章されたことに続き、この春からは、幹部自衛官の叙勲対象も拡大されます。


叙勲には「春秋叙勲」と「危険業務従事者叙勲」があります。

細かい分類がありやや複雑ではありますが、防衛大学校等を卒業し幹部候補生学校を卒業した1佐以上の幹部(いわゆるA幹部)は「春秋叙勲」の対象となります。

曹士として入隊後、36才までに昇任試験に合格した幹部自衛官(いわゆるB幹部)も「春秋叙勲」の対象ですが、実際には2佐以上に昇任する人は少数です。

准尉または曹長で昇任試験に合格した3佐までの幹部(いわゆるC幹部)は「危険業務従事者叙勲」の対象として栄誉を受けられるのですが、これまで、3佐までのB幹部が対象から漏れていたのです。

努力して若いときに幹部になった人が報われない状態だったと言えます。

今回、ようやく3佐までのB幹部が「危険業務従事者叙勲」の対象となりました。

元陸上自衛官、現場上がりの国会議員として、現職自衛官が誇りを持って働けるよう、環境を整備していきます。