12月22日(火)、
「歴史を学び未来を考える本部」が始動しました。


「歴史を学び未来を考える本部」(以下、歴史本部)は、
総裁直轄の勉強会。
佐藤は幹事として参加しています。


ちなみに、本部長は、谷垣先生。
本部長代理は、稲田先生。
事務総長は、中曽根先生です。


歴史本部では、主に近現代史を学びます。
特に日清戦争以降の歴史に焦点を当て、
客観的事実を謙虚に学ぶ場としていく予定です。


歴史本部の大きな特徴は、
マスコミに対しても基本的にオープンであること。
特に、ペン記者はフル参加することができます。


また、「平河クラブ」に加盟している各社の論説委員も
オブザーバーとして参加しています。


もう一つの大きな特徴は
各学会を代表する有識者の方々が
アドバイザーとして参加していることです。


歴史本部には
東京大学名誉教授の山内昌之先生、
慶応義塾大学法学部教授の細谷雄一先生の
参加を頂いています。


今後開催される勉強会では、
「学術性」、「中立性」、「国際性」という3つの観点から
アドバイザーが選定した
各分野の有識者たちが講師を務める予定です。


本日の会合では、
今後の進め方について
参加者から広く意見が求められました。


その中には、
近現代史を学ぶ上で有益な書籍を紹介して欲しいというような、
マスコミを含めた参加者総員にとって有益な提言もありました。


そうした中、佐藤からは
「日本の海外統治」もテーマとして扱って頂きたい旨、
お願いをしました。



近現代史を学ぶ上では、
台湾統治を含め、
戦前の日本が行った「海外統治」の歴史にも
目を向ける必要があると考えます。


そうした中、
オランダによるインドネシア統治のように、
資源などを貪欲に求めた西欧諸国の植民地政策とは異なり、
台湾の“八田ダム”に象徴されるように、
現地の発展に寄与した日本独自の政策があったという一面を
一人でも多くの参加者と共有できればと思います。


アドバイザーからは
勉強会を進めるに当たっては
実証性や多様性にも配慮するとの補足説明もありました。


いよいよ
永田町の中で
日本の近現代史を見つめなおす試みが始まります。


勉強会を通じ、
今後どのような発見があるのか
佐藤もワクワクしています。

佐藤学校仮入校