9月3日(木)、
外交・経済連携本部・国際情報検討委員会合同会議が開催されました。


今回の議題は、
米国立太平洋戦争博物館に関する現状と
竹島及び尖閣諸島の資料に関するサイト開設
についてです。


1つ目の議題である
米国立太平洋戦争博物館は
全米で唯一の太平洋戦争/大東亜戦争に特化した
国立の博物館です。


米国立太平洋戦争博物館のWebはこちら ↓
http://www.pacificwarmuseum.org/


同博物館は、
戦後、親日家となった米海軍のニミッツ提督を記念して設立され、
特定の立場に偏らない
バランスの取れた展示をしていることが特徴です。


実は今年6月、
同博物館に対して中国系の団体などから
展示内容の変更を求める働きかけが続いていることが明らかになりました。


わが国としても、
太平洋戦争博物館が持つ意義に注目し、
この度、外務副大臣が訪問。
博物館側と意見交換などを行いました。


同博物館側は、
日本側に姉妹博物館の紹介を求めており、
今後、新たな“絆”が生まれることが期待されます。


2つ目の議題ですが、
この度、内閣官房のWeb上に
竹島及び尖閣諸島の資料に関するポータルサイトが開設されました。


当該Webはこちら ↓
http://www.cas.go.jp/jp/ryodo/


今年4月、内閣官房は、
竹島や尖閣諸島に関する調査に関する報告書を
Webで公開しました。


今回は、当該調査で収集された資料のうち
尖閣諸島及び竹島が
日本固有の領土であることを裏付ける資料を
約200点、公開しました。


今回公開された資料は
PDFで、誰でもダウンロードすることができます。


余談ですが、
外務省も、領土をめぐる情勢について、
動画や資料を公開しています。


当該Webはこちら ↓
http://www.mofa.go.jp/mofaj/territory/index.html


佐藤は会議の席上、
2つの点を指摘しました。


1点目は、
1人でも多くの方々に、
日本の領土に関するWebにアクセスして頂くべく、
関係省庁には、リンクや情報発信などに関して、
密接に連携をとるべきということです。


2点目は、
領土に関する問題については
真剣にして毅然とした対応を取るべきだということです。


例えば、
中国海軍が募集用広報動画に尖閣諸島を映し出し、
「彼らの占領を許さない」
というテロップまで放映した後、
日本側が当初行った抗議は、
課長級に至らない職員による抗議でした。


わが国の領土や主権に関わる問題に関する対応としては、
非常に甘い対応と言えます。


他国との友好を図ることは当然のことですが、
領土や主権に関するものについては、
日本として主張すべきことを、明確に主張しなければなりません。


25年以上、国の守りに就いてきた者として、
佐藤はこれからも、
領土や主権に関する問題について、
真剣に取り組んでいきます。


佐藤学校仮入校