櫻井よしこ氏を招いての自民党「日本の名誉と信頼を回復するための特命委員会」が開催された。

 櫻井よしこ氏は主に米国での慰安婦問題に関する情報戦の対処方法について話された。
慰安婦像や碑など、史実に基づかない情報を打消すには、日本文化と朝鮮文化の比較を通して、史実との齟齬を突いてはどうかという意見だ。

 クマラスワミ報告等に記されている、慰安婦に対し行われたとされる処し方(主に拷問や処刑方法)など、日本人がするはずがないのだが、それを如何に説明するか。
中国の歴史書である資治通鑑を紐解けば、そこに書かれている中国古来の拷問方法が、かつて日本が慰安婦に対して行ったとされる行為とそっくりそのままである。この中国の処罰・処刑方法をまず英訳し、広めなければならない。その上で、慰安婦がされたことになっていることは、中華文化、その影響下にあった期間が長かった朝鮮文化の下で行われる内容であり、日本文化とは相いれるものではないということを、これも英語で伝えなければならない。

 そして、情報戦はこちらに都合の良い情報とそうではないものがあるが、どんな分野であれ、内外の研究者にこちらが持つ情報を提供し、その対価として彼らの研究結果は全て明らかにしてもらうことが必要だ。それを自民党なり政府なりでバックアップし、英語化して外に流布していくことが情報戦の勝利へと繋がる。
情報戦の主戦場である米国などは民主主義の開かれた国なので、こちらが真摯に情報を出していけば、聞く耳もある。
与党としてしっかりと外務省をリードしてほしい。