京都後援会学生部からスタートした「誠究塾」、今回は初の大阪での開催です。

正月から10日過ぎ、いろいろな報道がありましたが、一番関心を持ったことは、北朝鮮の金正恩最高指導者による将軍入れ替えです。自衛隊出身の佐藤は階級社会を大切にしているものとして、このことは衝撃でした。そもそも北朝鮮は儒教国家であり、これまで階級社会を重要視していたにも関わらず、このようなことが起こるのは、北朝鮮の階級社会が壊れかけており、世代変化、価値観の変化が生じていることが考えられます。このような一貫性のない状況の中で、北朝鮮の国民には相当な不満が残るでしょう。

 また、フランスの銃射撃も重大なことでした。フランスは、もともとテロを警戒していたにも関わらず、乱射を受けてしまい、多くの被害を受けました。テロを完全に防ぐのはどの国でも無理でしょう。アメリカやロシアも現在はリーダーが内向きな姿勢であり、海外の他国の紛争やテロは日本にも影響を及ぼすでしょう。

中国は千島列島や小笠原諸島に対し、領海侵犯を繰り返しています。千島列島や小笠原諸島は、そこに生活する人が少なく、主要な交通・輸送手段が不便、油が高いなどの理由から、日本にとって守りの弱い場所です。
そのような場所をターゲットにしてくることは、中国の頭脳的戦略と必死さが伝わってきます。

以上のような世界情勢の中で、日本としてできることは、法整備をしっかりして、安全保障を強化することです。
自民党としては、まず景気回復が第一ですが、防衛も強化することを目標にしています。
この一年は、これまでよりも世界情勢が危うい状況になるでしょう。
日本国として、内政をしっかりさせ、さらに外交も強化することが大切だと考えてます。