本日、国防部会・安全保障調査会合同会議開催。
以下の点について、説明があった。
1.沖縄の負担軽減に関する日米共同報道発表について
①日米地位協定の環境補足協定に実質合意
(1)環境基準
米国政府は、「日本環境管理基準(JEGS)」を発出・維持する。
この基準は、両国または国際約束基準のうち、より厳しいものを一般的に採用する。
これは現に発生した環境事故(漏出)への対応及び防止を含む。
(2)立ち入り
次の2つの場合において、日本の当局が米軍施設・区域への適切な立ち入りを行うための手続きの作成・維持。
(3)財政措置
日本政府は、環境に配慮した種々の事業等のために米側に資金を提供。
(4)情報共有
日米両政府は、利用可能かつ適切な情報を共有。
2.日豪防衛相会談について
去る10月16日にオーストラリア・ジョンストン国防大臣が来日し、
江渡防衛大臣より、「安保法制の整備」及び「日米防衛協力ガイドライン見直しに係る中間報告」に
関して説明し、ジョンストン豪国防大臣より、「支持表明」があった。
また、両大臣は、「日豪防衛協力強化のための提案事項」を進め、
今後「日豪・日米豪の共同訓練強化に向けた検討」を進めていくことに合意した。
3.エボラ出血熱への対応(米アフリカ軍司令部への連絡官派遣)
本日より、ドイツに所在する米アフリカ軍司令部に防衛省職員5名を
出張させ、うち自衛官1名(階級は三佐)について、引き続き連絡官として派遣することになった。
(秘書)