今日は、道東帯広市に所在する陸自帯広駐屯地に赴き、第5旅団創立10周年、帯広駐屯地創設63周年記念式典に参加致しました。


帯広駐屯地は佐藤の自衛隊の原点で、道東帯広は青春を過ごした地でもあり、多くの思い出があります。帯広訓練場は勿論のこと、然別や矢臼別演習場、幕別射場、浜太樹等で鍛えていただき、先輩、同僚、後輩と、笑い涙し、汗を流した地です。


帯広駐屯地は第5旅団司令部の他、第4普通科連隊、第5特科隊等の主力部隊が所在しており、旅団長は防大同期の徳田陸将補です。


佐藤も来賓挨拶、特別の思いを持ってお祝いと激励の言葉を述べました。

「国防は最大の福祉と言葉もあります。国家の安全なくして、国民の生活にの安定や心の安らぎはありません。事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民の負託に応えるという自己犠牲の覚悟を持って、国の主権や国民の命を守る最後の砦として日々の努力に邁進されている隊員の皆さんに敬意と感謝を申し上げあげます。

安倍総理になり、10数年ぶりに2年連続して防衛予算と隊員数が増えました。先の北方領土での演習や大規模演習ヴォストーク2014に見られるようにロシアの極東での軍事活動の活発化、中国の軍事力を背景とした挑発的な海洋進出に加え、北朝鮮の度重なる弾道ミサイル発射を受け、来年度予算の概算要求でも、人員増だけでなく、約5兆円の規模で予算を要求しております。新たな防衛計画の大綱では、第5旅団は道東の防衛警備に加え、機動旅団として首都圏や南西諸島への展開、海外での国際協力活動等が規定されており、第5旅団の果たすべく役割は益々大きくなると考えます。

私は、現場上がりの国会議員の一人として、自衛隊OBとして今後とも現場の声を国政に届けるとともに、多くの国会議員と連携しながら、イザという時に現場の隊員が名誉と誇りを持ってしっかり動ける環境を作るために汗をかいてまいります」










その後、第5旅団から南スーダンに派遣されている施設隊長からのメッセージ、空挺降下や訓練展示も。いずれも練度の高さ気概を十分感じられるものでした。訓練展示見ながら、昔、上官から絞られたことを思い出しました。


祝賀会も多勢のご来賓の来場を賜り盛会です。佐藤も宇都参議院議員と鏡割りに参加、十勝はワインが有名ですが、日本酒の造り酒屋もあります。美味しいですよ。

思い出深き、帯広、厳しい気象環境の中、訓練に励む隊員の勇姿に触れ、身が引き締まりました。また、参ります。