千葉英守 北海道議会議員と支援者の方々と懇談の時間を作っていただきました。
集団的自衛権について、すこしだけ、簡単に説明させていただきました。

一部のマスコミや組合では「戦争に巻き込まれる」というような意図的に誤ったメッセージを発信していますが、まったくそのようなことはありません。
閣議決定がなされたあと、これから自衛隊法など個別の法律を改正していかなければ、実は自衛隊は1ミリとも動くことはできないのです。
国民への説明が必要だというのはその通りで、これから国会で審議がはじまるのです。

今までの自衛隊は現場でどれだけ苦労していたのか。つまり、現行法では あれもできない、これもできないと、警察比例で行動が制限されていました。でも、現場はそうではありません。目の前にある守るべき命を守り抜くために、法令の範囲内で知恵を出して対応しなければなりません。銃弾を1発も発射しないで守り抜くことがどれだけ大変なことか。
今回の解釈の変更で、政治が現場に対しても責任を持つことが明確になってきたと言えます。

我が国は日米同盟によって、米軍が自衛隊を補完しています。その米軍が日本を守るために攻撃を受けた場合、日本はどうするのか。お互いに守り合うのが同盟です。もちろん大前提として国防の主体は自衛隊です。個別的自衛権の延長という解釈もあり得ますが、国際的にはこれを集団的自衛権と言います。兵器の技術や能力も昔よりもはるかに向上しています。昭和40年代の個別的自衛権の解釈では守るべき命を守り抜くことができないと考えます。国際スタンダードで解釈をしないと議論がかみ合いません。

政治家として、守るべき命を守り抜く、国民の命を守り抜くために、私は私の現場で汗をかいて行動していきたいと思います。