平成24年大晦日、朝から成田空港に向い、ゴラン高原PKOからの帰国隊員の出迎えを終え、今年の公務を終えました。第一次隊長だった者としてはいろいろな思いもありました。それについては、後日、記載したいと思います。

本年12月の総選挙 では、多くの国民の意思として、自民党 が過半数の議席を頂き、政権交代を成し遂げる事ができました。佐藤自身も解散の11月16日から投票日までの約1ヶ月間、約80人の候補者の選挙区に入りましたが、自民党への風というより、どの政党でもよいからこの 閉塞感を打破してほしい、或いは政治不信の冷めた意見を多く聞きました。

今回の選挙結果を受け、我々与党は、浮かれることなく、結果を出すために全力を尽くさねばならないと思っています。政権交代が目的ではなく、 被災地の復興を加速させ、外交安全保障、経済、教育を取り戻して、日本に生まれて良かった、また生まれるなら日本が良いと思える国を創ることこそが目的です。

不肖、佐藤正久も、12月27日には、防衛大臣政務官を拝命致しました。普天間問題やオスプレイ運用を含む日米関係の立て直し、尖閣諸島の防衛警備、防衛計画大綱や中期防衛力計画の見直し、防衛予算や隊員の拡充等の重要課題が目前にそびえています。それらの壁を大臣を支えながら乗り越え、将来への責任を果たしていかねばならないと身の引き締まる思いで、年を越すことになりました。

全国の皆さんから支援や応援をして頂いている責任を、来年は政府の一員として何としても果さねばならないと感じています。当面は1月15日に閣議決定予定の補正予算の調整と来年度予算が焦点です。10年間連続で削減された防衛予算の拡充できるかを、年末ギリギリまで調整し、年明け早々から継続して働きかけを続けます。その予算編成通じて、現場の隊員がしっかり動ける環境を作るとともに、日本を守る安倍政権の強い意思を示したいと思います。

来年は、例年出席する新年会や会合も、公務のため出席が叶わない場合もあるかもしれません。できる限り、出席したいと思いますが、、何卒、公務とご理解頂き、ご指導ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

また、今年の7月は、参議院選挙の年で、佐藤正久も改選です。1月から取り組み、12月完成予定の防衛計画の大綱や中期計画見直しも、議員でなければ、出来ませんので、公務も政務も、全力で頑張ります。

今年一年、大変お世話になりました。よいお年をお迎え下さい。