11月15日(木)0800から領土に関する特命委員会が開催されました。韓国の竹島不法占拠、及び中国船舶による主権侵害、領海侵入等の常態化により、わが国の安全保障と国益は脅かされています。本日は、安保公人拓殖大学大学院教授から「領海に侵入した外国の軍艦・政府船舶に対する措置について」ご講演をいただきました。

 慣習国際法や国連海洋法条約等の国際法が認める可能な措置、そして、わが国の主権を侵害する船舶に対するわが国が必要な法律について、スウェーデンやアメリカの国内法を例にとり、ご教授いただきました。また、自衛に関するわが国の問題点についてもご指摘をいただきました。

 佐藤は、今回の臨時国会で、領海警備法案(仮称)における外国の軍艦・公船・民間船舶が領海内に侵入したときの領海警備及び保全の体制について、議員立法を参議院に提出しようと考えていました。しかしながら、明日に衆議院が解散し、事実上、国会が閉会となります。残念ですが、領海警備法案(仮称)は次期国会へ提出します。わが国の安全保障と国益を守るため、引き続き、閉会中もよりよい法案ができるように一歩一歩頑張ります。