20日は関空から沖縄県那覇に飛び、陸自第15旅団創隊3周年・那覇駐屯地創立40周年記念行事に参加しました。

第15旅団は、尖閣諸島を含む南西諸島防衛の第一線の部隊です。また今年4月の北朝鮮による人工衛星と称する弾道ミサイル対処でも活躍した部隊でもあります。更にその司令部が所在する那覇駐屯地は作戦遂行の関係者の受け入れや支援基盤として大活躍しました。


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部隊を巡閲する小林将補、今年の記念日のテーマは「美ら島の未来を守る15旅団」で、そのために「所命必遂」を要望されています。

佐藤の祝辞の機会を頂きました。東日本大震災での南三陸町での活動への感謝に加え、第15旅団の特有の弾道ミサイル対処、南西諸島防衛警備、緊急患者空輸、不発弾処理等の任務の重要性とその実績を称えました。

更に、政治がその環境整備に果たすべき役割と責務についても考えを述べさせて頂きました。

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観閲行進では、対空ミサイルの中SAMやそして不発弾処理に使用する車も。当日も不発弾処理任務が命ぜられました。沖縄では工事等でよく不発弾が発見されます。これまでに処理した実績は33334件です。

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訓練展示では空地一体の迫力ある第51普通科連隊主体の攻撃の展示です。以前と違い、米軍キャンプハンセン等米軍施設での訓練や屋内射場が整備され、訓練環境も逐次整備されています。今後、無人島を利用した離島訓練場の整備も必要となりますね。

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第15旅団隷下の第15飛行隊は、離島対処の重要性からCH-47に加えCH-60も配備されています。写真はレンジャー隊員を輸送し、建物内に立てこもる敵兵を掃討するために屋上にラペリングする隊員を支援するCH-60です。

これまで第15飛行隊が実施した緊急患者空輸は8233件です、ただ、民間が空輸できない夜間や悪天候の任務が主体のため、これまで宮古島、徳之島で任務中の事故が発生し殉職した隊員もおられます。


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祝賀会食場も大勢の来賓で賑わっていました。音楽隊等隊員によるダンス、会場が盛り上がりました!


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佐藤も多くの隊員や来賓の方々と意見交換、直接激励をさせて頂きました。皆、思いが熱いです。


日帰りの沖縄訪問でしたが、最終便で福岡に移動するまで、多くの沖縄の方々と意見交換をさせて頂きました。ありがとうございました。

南西諸島防衛、離島の民生安定、米軍再編等政治の果たすべき課題は多いですね。汗をかきます!

お招き頂き、ありがとうございました。


21日は長崎と佐賀で活動します!