７日、早朝、山口を出発し熊本に電車を乗り継ぎ、移動。西部方面隊創隊５７周年記念行事に参加致しました。
西部方面隊は、地政学上、日本の西北正面、南西正面と向き合う重要な地域を担当する方面隊です。現在の防衛大綱でも南西地域の重視がうたわれているように、尖閣諸島等中国と向き合う地域の防衛警備を担当しています。
観閲行進は、健軍駐屯地前の道路を封鎖して、行われます。先頭は長崎県相の浦駐屯地に所在する西方普通科連隊、皆がレンジャー隊員です。
右の写真は敬礼を受ける宮下総監、「厳しい任務に即応し完遂できる」ことを基本とし、強く、明るく、逞しい西部方面隊の育成を目指しておられます。
沿道には昨年以上に大勢の観客が。前を通過する部隊隊員に大きな拍手が送られます。
右の写真は、大分県湯布院駐屯地に所在する西方特科隊の自走の２０ミリ榴弾砲です。
また水際障害敷設車の行進も、最後はやはり戦車、迫力が違いますね。
祝賀会食も多くの来賓を迎えて盛大に開催されました。最初にこの１年間の西部方面隊の歩みをスライドで紹介されました。それを受け、改めて決意を述べられた宮下総監、伝わってくるものがありました。
佐藤も他国会議員と共に挨拶の機会を賜りました。感謝と激励、そして自衛官OB国会議員として決意を述べさせて頂きました。ただ、熊本でも民主党議員２名が離党し新党に参加したため、自民党議員数が民主党議員数を上回るといういつもと違った光景もありました。
これから益々重要性を増す西部方面隊、宮下総監を核心とされ、任務にご精励されることをお祈り致します。また参ります！