防衛省より、米国が沖縄普天間基地に配備をしているCH-46飛行隊をMV-22飛行隊に改編する接受国通報、MV-22の日本配備についてのプレスリリース、森本防衛大臣の沖縄・山口訪問について、フロリダで発生したCV-22事故について、モロッコで発生したMV-22事故について説明があった。

CH-46を退役させ)MV-22は米国海兵隊地上部隊へ中型輸送支援能力を提供し、最初の飛行隊についての十分な機数・操縦士・整備員の熟練は201210月初旬、2番目の飛行隊については、2013年となる予定。(接受国通報より)

米国は、日本政府と緊密に調整しながら、7月下旬、岩国基地に陸揚げするためにMV-22が到着する予定であり、全世界でMV-22及びMC-22の運用を継続し、飛行運用の安全性が再確認されるまで運用を見合わせているのは日本のみである。また、MV-22は優れた安全記録を有している。(プレスリリースより)

出席した国会議員からは、沖縄県・山口県が全く日本政府を信用していないのが根幹の問題。フロリダで墜落したオスプレイの調査結果が8月に出るのに、何故、陸揚げありきでオスプレイの輸送が進んでいるのか?

沖縄県の負担が少しでも軽くなるからと思って山口県は受け入れを表明した経緯がある。安全性が確保されない今となっては、受け入れはダメである。また、山口県知事選挙が近くタイミングが悪い。

日本政府は、米国とオスプレイの配備についてギリギリの交渉をしていると担当者が言っているが、どのようなギリギリな交渉なのか?日本からどういったメッセージを送っているのか?日本政府は受け入れを容認したのか?

日本政府は何ができるのか?米国人は、極東の平和、そして日本の独立を守るためにオスプレイが必要だと考えている。日本人との間に大きなギャップがある。また、防衛省が国民に対して説明をするという使命感が感じられない。

強行的にオスプレイを陸揚げしたらますます住民感情が悪くなる。アメリカにこうした方がいいのではないかと教えることはできないのか?スケジュールは変えられないのか?

最後に、日本国内におけるMV-22オスプレイの運用に関する申し入れを官邸へすることが決まった。