6月12日、ジャーナリストの岩田公雄さん、桜林美佐さんをゲストにお迎えして「佐藤正久と明日の国防を考える会」を開催しました。
 岩田公雄さんは、「生涯一記者」を座右の銘に掲げ、できるだけ事実に肉薄した真実を伝えたいとの思いから、現在でも現場に立っておられる方です。
 また、司会進行役を務めていただいた桜林美佐さんは「誰も語らなかった防衛産業」、「日本に自衛隊がいてよかった」「ありがとう、金剛丸」など現場の最前線に密着した取材をされてきた防衛ジャーナリストです。
佐藤正久オフィシャルブログ ”守るべき人がいる”

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 第1部のセミナーではこのお二方と日本の安全保障の現状、現在の自衛隊の問題点について語り合いました。

 日本の安全保障政策の基軸となっているのは日米安保条約です。日本にとってのアメリカは非常に重要な同盟国ですが、アメリカにとっての日本はあくまで数ある同盟国の一つにすぎないということを認識しておくことが大切です。
 まず、自国の領土は自国で守るといった当たり前の事を当たり前にしていくことが重要であり、同盟国アメリカとともにリスクをとる覚悟も必要です。

 岩田さんは、自らアジア各国の大使らに取材してきた経験から、「日本はアジアにおいてもっとプレゼンスをもつべきだ」と主張されました。

 桜林さんは、防衛産業を取材してきた経験から、現在の自衛隊の課題について「日本の安全保障は、自衛隊と防衛産業と協力関係によって成り立っている。防衛費削減は防衛産業に大きな影響を与え、日本の国防が成り立たなくなる危険性を孕んでいる。もっと民間の防衛産業に目を向けるべきだ」と話されました。

 今回のセミナーでお二方のお話を伺い、佐藤は自衛隊出身の政治家として国民の防衛意識の高揚に汗をかいていきたいと、改めて強く思いました。
 国民の防衛意識を超える国防能力を持つことはできません。

佐藤正久オフィシャルブログ ”守るべき人がいる”

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 セミナーに引き続き行われた懇親会にも、700名を超える多くの方に参加して頂き、心より感謝申し上げます。