TBSテレビ「ひるおび!」でお話をさせていただきました。


MCの恵さんや北野さん、室井さんも田中防衛大臣の不適格性を指摘していました。


田中防衛大臣の問責について、佐藤は田中氏を防衛相に任命した野田総理に一番の責任があると思います。国防とはそんなに甘いものではありません。多くの国民も災害を通じても安全や命の大切さを痛感したはずです。危機管理上、早期にしっかりした大臣に交代すべきだと考えます。


田中防衛大臣の人柄はともかく、防衛大臣としての素養や責任感に大きな問題があると思います。危機管理のトップは素人でよいはずもないし、国を守る、隊員を守る責任感が少なくては指揮官は務まらないし文民統制も無理なのです。



マスコミは北朝鮮人工衛星対処をクローズアップしていますが、自衛隊は日ごろから日本を射程距離に置いているノドンミサイル対応訓練を積んでいるので、それほど難しい対処ではありません。


北朝鮮のミサイル発射の前に問責は不適切との指摘もありますが、破壊措置は事前に定め航空総隊司令官に迎撃ミサイル発射権限を委任するので、大臣の決断場面は少ない。

また防衛大臣の仕事はミサイルだけでなく普天間問題、南スーダンPKO、F35等多岐にわたるのに、いずれも田中防衛大臣は説明も対応もできていません。


政局ではなく危機管理の観点から田中防衛大臣は早期に交代すべきだし、自ら身をひくべきなのです。原発警備一つとっても未だに一度も福島の原発や警戒区域に行っていない。それでゲリラ対応ができるのか?責任感が伝わってきません。


政局ではなく、純粋に自ら身をひくべきだと思うのです。事態が発生してからでは遅いのです。