○わが国は、51大綱以来、基盤的防衛力構想を基に防衛大綱を作成してきた。これまで、わが国において、動的防衛力があったのかどうかを田中防衛大臣の認識を伺った。また、今後の外交防衛委員会において、防衛計画の中期防衛力整備計画について、議論を深めていくことを田中防衛大臣に申し上げた。

○弾道ミサイルなどへの対応の流れの中で、弾道ミサイルなどの破壊措置について、自衛隊法第82条3項から1項に対処方法が変わるときの弾道ミサイルなどの発射の兆候について大臣の意見を尋ねた。対処方法が変わると、部隊の運用方法もずいぶん変わるので、北朝鮮の「衛星発射」だけではなく、一般論として質問をした。

○北朝鮮のミサイル迎撃の準備命令が出たが、内容は部隊運用についてではなく、「お知らせ」程度の情報しかない。かえって、不安をあおることになるのではないのか?広報の目的に合致するように修正するべきではないのか?

○米軍へミサイルが飛来した場合や弾道ミサイルへの対応など、しっかりとした法解釈をして、国民に説明をしてほしい。法的なところで詰めが甘い。国民の生命を守り抜くため、法理論をしっかりしていただきたいが、大臣の認識は?

明日、3月28日(水)1020から1100まで外交防衛委員会で質問をします。是非、参議院インターネット審議中継でご覧下さい。