1月31日、参議院予算委員会で田中防衛大臣の資質を問いただしました。


参議院HPから録画を見ることができます。




<PKOと武器使用基準について>



佐藤: 防衛大臣は1月15日のテレビ討論で、南スーダンPKOでの「武器使用基準」について聞かれたのに「武器輸出3原則」のことを答えている。

ソマリア沖での海賊対処、海賊が待ち構えている船内に、最初に突入する隊員は撃たれる可能性が高い。そういう環境の下で命を懸けて任務を遂行する。

南スーダンには日本のNGOもいる。自衛隊の目の前20m先でNGOが銃撃を受けたとき、大臣は自衛隊に日本人を守れと命じられますか。



田中防衛大臣:現在の制度では守れない。


佐藤: 日本人を守れない自衛隊。なぜ法律を見直さないのか。



<日米同盟・普天間基地移設について>



 大臣は沖縄県知事と面会したとき、役人が準備した挨拶文を読み上げられた。外交防衛委員長として普天間基地を視察した成果も全く記憶されていないし、未だ辺野古・キャンプシュワブに行かれていない。こういう姿勢で沖縄県の信頼を得られるとお考えか。


田中防衛大臣: 時間があれば来週にでも行きたい。




<大臣の資質について>




佐藤: 今回の内閣改造は「ベストの布陣」と言われますが、田中防衛大臣が防衛大臣に相応しいとの理由を説明してください。



野田総理大臣:適材と判断。緊張もあろうがしっかりと職責を果たしてもらいたい。







佐藤: 日本には陸海空の米軍がいますが、沖縄の海兵隊がいなかったら、これは抑止力として十分ですか、それとも不十分ですか。本州移転ではダメな理由はなにか。