先日、ジャッキー・ウー監督の『ばぁばは大丈夫』の完成披露試写会へ行って参りました!!

ミラノ国際映画祭では、最年少主演男優賞を寺田心くん、最優秀監督賞をジャッキー・ウー監督とダブル受賞という前評判は聞いていた。

内容は、大好きなおばあちゃんが、痴呆症になってしまうという身近なお話しなのだけど、
隅々にジャッキー・ウー監督のエッセンスが散りばめてある。

後半戦は感動で号泣だったのだが、
終わってなお、
あ、ああいう映し方ってこういう意図だったんだろうな、
とか。
日本語なのに、ワザと吹き替えなのは、ひと場面ひと場面、
印象に残すためなんだろうなぁ、
とか。
反芻しても面白く、公開したらもう一度見てみたい映画でした。


そして、終わってからのトークショーでは、主演の心くん、
ばぁば役のはまり役だった冨士眞奈美さん、
ジャッキー・ウー監督。
仲の良さが際立ちました。


ジャッキー・ウー監督は、血が4分の1入っている中国へいずれは公開したいと、
数年前に、中国人とのハーフの父親が亡くなってから、より強く思うようになったと言う。


しかし、ご存知の通り中国は検閲が厳しく、
なかなか映画を一般公開するのは難しい。


ところが!!


なんと、この『ばぁばは大丈夫』は、中国全土及び台湾で一般公開が決定されたと、
トークショーの一番最後にお知らせが飛び込んで来たのだ!!

これは、ウー監督もまだ聞いてなかったとの事で、
監督は言葉に詰まり、涙が…。。。


すっかり涙腺が緩んでいるアテクシは、
さらにもらい泣き…。。。


色々な意味で号泣した試写会でした。


5/10公開の『ばぁばは大丈夫』是非ご覧くださいね!

Até mais!!
Thau thau!!!