明日投票日ですね。

 

②鹿沼市内の知事選を軸にした政局的な動き

③県政について

の二つを急いで書かねば。

 

とういことでまずは②からです。

 

淡々と事実と意見を混同せずに綴りたいです。

感情的になってしまうという自分の良さと悪さの制御が課題です。

 

鹿沼の市議会の定数は24人。

 

佐々木里加議員がいないので現在の実員は23名

 

共産党の阿部議員と立民党の大貫議員を除く、残りの21名は福田富一候補支援です。

 

集会や街頭演説や投稿などで確認ができています。

 

当初石川さやか議員と小島議員の支持態度が自分にはわからなかった。

 

今までの言動から民主寄りのスタンスだと私は見なしていたからだ。

 

その後、他の議員と同様に福田候補を支援する集会に参加していることが確認できた。

 

では純粋な左翼の2人はどうなのか。

 

田野辺候補支援だとは推測されるが、情報がないので断定は避けたい。

 

佐々木議員が残っていたらどうだっただろう。

 

次に鹿沼の首長と県議と前県議。

 

松井県議は自民系からの情報も含めて福田候補支援だという話は聞かない。

 

断定は避けたいが、田野辺氏支援なのだろう。

 

小林県議は自民党鹿沼支部長として福田氏を支援する集会を開いている。

 

その自民党鹿沼支部の集会には私も見学として出席し、支援する議員の1人として紹介された。

 

驚きだったのは神谷前県議といわゆる神谷系の市議が全員揃って不参加だったことだ。

 

自民党鹿沼支部の公式なアナウンスや新聞報道に接していないのだが、自民党の市議ほぼ全員からの情報によると、

神谷前県議と横尾市議、関口市議、谷中市議、市田市議に対して離党の勧告がされているという。

 

離党の勧告であるならば、まだ自民党員なのだろうか。

 

市議の中には勧告ではなくて正式に除名された議員がいるというが、それに関しては確かな報道や情報に接してはいないのでいい加減なことは言いたくない。

 

今年の市長選挙で神谷系は自民党でありながら、石下氏を支援せず現職の佐藤市長を支援したのではないかとされる件で、自民党から求められている説明を拒否していることが離党勧告の原因らしい。

 

その神谷前県議は湯澤県議と佐藤市長と共催で福田候補支援の集会を開いている。

 

湯澤県議と佐藤市長での共催なら今までの流れを考えれば驚くことはないが、そこに神谷前県議も加わったこと、自民党の集会でのこと、その二つの事実を合わせると鹿沼の政局の概要が理解できる。

 

私は自民党員ではないのでよそ様の話ではあるが、それが今後の鹿沼の政治に大きく、いや最も大きく関わってくる以上は情報収集とみなさまへの情報発信は怠れない。

 

そしてそれがどう影響していってどんな事態が想定されるか、そしてどうしていくべきかという提言も避けては通れない。

 

佐藤市長と湯澤県議と神谷前県議の連合と自民党の小林県議の対立の構図が確定するのだ。

 

そこに民主系の松井県議も反自民という文脈では佐藤市長派に与することで、自民党への包囲網が完成した。


 

自民党鹿沼支部の動きは今後も目が離せないが、石川議員の動きも実は大きな意味を持つと私は考える。

 

これで鹿沼の政治は知事選を巡って更に先の展開が読みにくくなってきた。

 

もっとはっきり言えば、更に分裂や対立は深まった。

 

控え目に言ったとしてもしこりは残った。

 

いつも弱い方、負けそうな方に就いてきた自分としては痺れる構図だ。

 

強いものに媚びるのが嫌なのだ。

ただし争い事は避けたい。

さらには人の喧嘩に巻きこまれていつの間にか一番の貧乏くじを引く気にももうなれない。

 

自民党の分裂、小林系と神谷系の対立。

次期県議選、定数は3で行くのか、2に減らすのか。

4年後の市長選、佐藤市長はどう動くのか。

 

選挙があって、次に政局があって、その上で政策が動いていく。

 

この状況でみんなが力を合わせて政策を実現して強い経済、優しい社会を実現するために注力できるのだろうか。

 

結局は選挙のことしか考えられないのだろうか。

 

その方がいろんな意味で楽で得なのだろうか。

 

図書館改革なんて吹き飛ばされてしまうのだろうか。

 

(後編につづく)