多読書評ブログイベントレポート


石井です。


DO IT!ワールド・カフェに参加してきました。


今回は朝礼で有名な沖縄教育出版という通販の会社についてのDO IT!のDVDを見て、全員で対話しあうという会でした。


DO IT!というのは、面白い会社や組織についてレポートするDVDシリーズで、以前から一度見たいと思っていました。

そして、いわば通販コールセンターというある種資本主義原理がきちんと貫かれた現場において、本当に「人間尊重」の経営等ということが可能なのかどうかということを確認したいという気持ちで参加しました。


今回私が感じた3つの要点としては、


・社長の闘病活動を通じて出てきた原点と軸にゆるぎない。、
・社長自身が一人一人の個性を本当に尊重している。
・社長の仕事は言霊を選んで張り出すこと。


「人生の目覚まし時計」の富田さんがいう、法隆寺の「心柱」となることってこういうことなのかと思わされました。


(参考)書評「人生の目覚まし時計」

http://ameblo.jp/satokumi1718/entry-10416184257.html


ゆるぎない社長の周りにその世界に共感した人が寄り集まってスパイラルに成長していくという図がワールドカフェの最中に描かれました。


このブレない軸というのが、また先日レポートでもお伝えした「言葉を厳密に使う」ということなのかと改めて思います。


(参考)レポート:富田さん緊急講演会

http://ameblo.jp/satokumi1718/entry-10870687027.html


栢野さんの沖縄教育出版のレポートは写真ばかりなのですが、この社長がちりばめた言葉の数々が壁に張り出されています。


■壁に言葉を張り出す


言葉のシャワー


必要なときに必要な言葉を拾い上げられる環境


■成長の理由


やりがい


■女性が派閥を作らない理由


一人一人が認めれられ尊重されているから


仕事一つ一つ、社員一人一人にきちんとスポットライトが当たっている


世代の幅が広くて大家族


■言霊


「人間尊重の経営」


「仕事は祭りだ。仕事は芸術だ」


営業目標ではなく「お役立ち設定」


■手作り


感動は手間ひま


■採用時の基準


感動できる人かどうか


■聴くこと


身も心も


お客様と一緒に泣く


■定期購入のお客様にも


必ず連絡を入れる


■規模感


アフター(既存客対応)一人当たり800人


従業員数150人


■自主性


マニュアルは各人が自分で作る


その方が結局早いし質が高くなる


■間逆:昔への回帰


今の時代と間逆。


マニュアル化でなく、クリーンデスクでもない。


日報は交換日記で幹部が週末目を通す


世代を超えた大家族経営


■障害者雇用


仕事に対するひたむきさ


健常者が出来ないようなことが出来る


■健常者


健常者の方が人間性障害だったり


分けていたのは自分だった


■成功への近道


他人の成功の手助けをすること


■厳しさ


目標、ルール、マナー


厳しさがないと人は育たない


■成長


お互いの関わりあいの中でしか人は成長しない


■原点


ガンとの闘病


【参考URL】


DO IT!沖縄教育出版 DVD

http://www.doit-fun.jp/shopping/goods_detail.php?id=91



【備考】


本ワールドカフェの運営は旧APPメンバーの運営で、懐かしい面々と久々のご対面でした。


ベトナムをおもちゃのように扱い世界を飛び回っている徳井さんやフローインスティテュートで天外伺朗さんとの活動に励む大前みどりさん、そしてスピリチュアルコーチの坂本敬行さん、久しぶりに顔を揃えると、また昔のように、僕のあり方に対して様々突込みが入ります。


「成長」を手放せたという報告をした所に疑義が挟まれ、毎日重いカバンにパソコンと本を持って出歩くことを続けているということは、まだ「学ぶこと」を手放せていないとか、「頭で考える」ことをストップせよとか、頭で考えることをストップするためにアホになれ、すんごいアホと付き合えというアドバイス。


柔術をやろうと思うといえば、「目的」はぶれていないか?、自分を見つけに行くことが本来の目的なのに、ブログのレポートを書くこと自体が目的化していないか、・・・等々相変わらず容赦ないつっこみと僕の本当にささやかな抵抗とが入り混じり、にぎやかな会でした。


大前さんより頂戴した言葉


男性は競争の世界から抜け出せない人が多い、それを見ると泣けてくる


そして女性は愛を求め続ける存在


男性目線から考えると身も蓋もない世界観です・・・


人って本当にめんどくさくて、そして限りなく愛おしい存在ですね。ととりあえず綺麗な言葉で締めておきます。


痛し痒しなこの関係が意外と楽しめるようにもなりつつあるM体質の石井でした。


本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。




大前さんを見て、個人として認識されていない気持ちを受け、そしてそれが俺かあと思うとグーの根も出ない。
その人をその人として認識しているか。