社会起業家フォーラム

社会起業家フォーラム 論文掲載

社会的起業について関心がある方だけでなく、
一般のビジネスでの起業を考えている方から、
会社員として普通に働いているが、何か物足りないという
思いを持っている方まで、広く「働き方」のこれからについて、
田坂広志さんの論文を中心に述べられています。

以下中心論点の抜粋で、こちらのキーワードを見て、
ぴんと来るところがある方は是非、リンクから論文を
お読み頂ければと思います。

(1)「他律教育」から「自立学習」へ
(2)「集団教育」から「個別学習」へ
(3)「若年教育」から「生涯学習」へ
(4)「文献知識」から「体験知識」へ
(5)「人生設計」から「天職探求」へ

(1)ナレッジ・キャピタル 知識資本
(2)リレーション・キャピタル 関係資本
(3)トラスト・キャピタル 信頼資本
(4)プランド・キャピタル 評判資本
(5)カルチャー・キャピタル 文化資本


(1)「閉鎖型」ではなく、「開放型」のシンクタンクへ
(2)「知識」だけでなく、「智恵」を結集するシンクタンクへ
(3)「思考」するだけでなく、「行動」するシンクタンクへ
(4)「経営と経済」だけでなく、「生活と文化」を語るシンクタンクへ
(5)「事業創発」だけでなく、「人材創発」をめざすシンクタンクへ


【米国の社会起業家に贈る9つのビジョン】

1.すべての働く人々が、社会起業家をめざす時代がやってくる

2.社会起業家への投資は、ナレッジ・キャピタルの投資へと広がっていく

3.社会起業家の支援組織は、草の根メディアになっていく

4.支援のコミュニティは、成長のコミュニティへと深まっていく

5.イノベーションの戦略は、エボリューション(進化)の創発に向かう

6.企業の変革は、企業と市場の相互進化に向かう

7.デジタル革命は、発展途上国の「声なき声」を世界に届ける

8.「ウェブ2.0革命」が、ソーシャル・イノベーションを加速していく

9.株主中心の資本主義は、社会貢献の資本主義へと進化する



・「世のため、人のために」一生懸命に仕事に取り組む人を社会起業家と捉えるべき。

・「より深い喜びや満足、幸福感を求めて」働く

・「新たな常識」商品開発は、企業と顧客が一緒になって進める、アフィリエイト他
  参加型イノベーション 知的資本(含む、社外の関係、信頼、ブランドなど)
  社内SNS:ガラス張り

・ボランタリー経済の復活:事業の社会的意義と還元を問う姿勢は

 日本型の資本主義と経営姿勢に従来からある
  企業の利益=社会貢献という発想で、本業で社会貢献をする意識

・企業のCSR:本業を通じての社会貢献→社員の働き甲斐と人間成長を支援する。
 ←TOPは深い経営の思想をもち、ビジョンを語ることが必要  

・仕事の報酬:「給与」「役職・地位」以外に

  「働き甲斐のある仕事」「職業人としての能力」「人間としての成長」

・企業:受動的な「社会的責任」ではなく、能動的な「社会貢献」を考えること

・社会に貢献する人材の3つの条件
  「社会貢献・社会変革に対する志と使命感」
  「プロフェッショナルとしての高度な職業的専門能力」
  「ネットワーカーとしての人間的魅力」
  →「社会起業家」:その企業で活躍し、さらに社会の様々な分野で活躍する

・トップダウン型の産業構造ではなく、ネットワーク型の産業構造を作らなければいけない。
  事例)京都機械金属中小企業青年連絡会:「育とう、育てよう、育ち合おう」
     45歳定年制、財務諸表まで開示する工場見学会、
  事例)試作ネット:10の中小企業による試作品の共同受注サイト:「出来ないと言わない」
     設立1年:4000件の引き合い→70件受注6000万


参考書籍)

未来を拓く君たちへ―なぜ、我々は「志」を抱いて生きるのか
田坂 広志
くもん出版
売り上げランキング: 2086
おすすめ度の平均: 5.0
5 志とは?
5 最高の人生を生きるために
5 胸が熱くなるメッセージ
5 人類の遺産。特に若い人向け。
5 今を懸命に生きる