授業とその準備と宿題の作成、送付、マーキングとぎりぎりの綱渡り状態が続いている今日この頃。お仕事があるのは幸せなことと思いつつ、時折「なんでこんなに引き受けたんだろう」とちらっと頭をよぎる。
ま、それはともかく、今日もI大学へ向かう。フラットを出るぎりぎりまで授業の準備をして、慌てて飛び出してとりあえず来たバスに飛び乗る。いや、本当はそんなに勢いよくは動いてないけど
地下鉄に乗り換える駅の二つ手前のバス停にバスが止まった。本を読んでいてそちらに集中しつつ、「なんか変なにおいがする…」と思っていたら、後ろの席のお婆さんが「煙が出てる バスから煙が出てる 見て」と騒ぎ始めた。
えと思って窓の外を見ると、確かに煙が お婆さんが「降りたほうがいいわ 早く降りないと」と叫び続けるので、二階席からもどんどん人が下りてきて、車内は騒然。私も思わず荷物を抱えて立ち上がった。
バスの運転手さんは運転席から後ろを振り返ったりしているけど、何故か降車用ドアを開けてくれない。前の乗車用のドアは開いているのに。
みんな運転手さんを見て、ドアが開くのを待っているけど、なかなか開けようとしない。なぜと思っていると、降車用ドアの前にいる女性がしびれを切らしたのか、非常用のドア開閉レバーに手を伸ばした時、やっとドアが開いた。
みんなどんどん降りていく。私も外に出ると、においと煙が凄い。後ろのタイヤあたりから煙がモクモク上がっている。これは絶対燃えてるよね。でもなんであんなところが燃えてるんだと思っていると、まだ2.3人バスに残っている人たちもいて、降りなくて大丈夫とか思っていると、バスが出発。そのまま普通に走り去っていった。あれ、爆発とかしないんだろうか…
その後に来たバスに乗って地下鉄の駅まで行き、やっと地下鉄に乗ったけど、そのことで頭がいっぱいだったからか、読み続けていた本に気を取られていたからか、一駅で乗り換えないといけないのを乗り過ごしてしまった ま、その先で乗り換えても行けるから良いか…と乗り換えのホームに向かったら、延々歩かされた。そうだった…Green parkの駅で乗り換えると、えらい歩かされるんだよね…。次は気を付けよう…と思いつつ、ようやくI大学に到着。
スタッフルームにいた先生方にその話をすると、さすがに皆さんびっくり。ロンドンのバスで命の危険を感じたのは、これが初めてじゃないけど(それもどうかと思うけど)、まあ無事でよかった。
時間に追われつつ、書きたいことはあるけど、ちゃんと書こうとすればするほど書きにくくなってしまう。ま、私が書く文など大したもんでもないので、気負わずに書いていこうと思います…。
燃えてるバスの写真を撮ろうかと迷っているうちに、バスが行ってしまい、取り損ねました…。