いつだか、ベルサイユは春がいい。ってブログに書いてました。ベルサイユだけではなく、新緑が溢れ出してくるフランスの春、本当に美しくて、自分自身も新緑で一新され、新しい一歩を踏み出そう、という気持ちになりました。
そして、昨年の春に日本へ戻り、2度目の春を目の前にして、それはそれはまた美しく、日々うっとりしてしまいます。
家の中にいても、四方の窓から急に出てきた若い葉っぱたちを通じて、日光が緑のライトで室内を照らしてくるようです。
庭の大木は山桜に紅葉にイチョウなのですが、山桜は花びらをはらはらと降らせているし、紅葉は小さな小さな花をつけてる。そんなコラボが愛おしい。
一方テラスの左下はチキンファーム。右と同じような植物が生えていたはずが、ニワトリたちに雑草は食べ尽くされ、下の土が固くなってしまうから、おがくずを敷き詰めました。おがくずは近所のウッドセンターで入手。右の庭とは対象的に明るく開けた金色の庭。
一軒家を買うずっと前から、ハゴロモジャスミンがつたうフェンスに憧れを抱いており、引っ越してすぐに玄関の階段横にあるあまり日当たりが良くないスペースにハゴロモジャスミンの小さな苗を植えてみました。なかなか成長せず、花も付けず、ちょっとがっかりして放っておいたところ、急に昨年から成長し始めて、今年は玄関前の階段の手すりフェンスを見事に覆い尽くしてくれました。そして小さな蕾がびっしり。すでに咲き始めた花からだけでも甘い香りが漂っているので、全てが咲いたらどんなことになるのか、ワクワクしちゃう。
駐車スペースの後ろに作った小さな畑のお隣とのフェンス沿いに、金蓮花の種も撒いてみました。フェンスに絡まって伸びて鮮やかなオレンジの花の壁を作ってくれないかなーと思ってますが、どう育つんだろ?金蓮花は花も葉っぱも食べれるそうです。B今のところたくさん葉っぱが出てきているので期待してます。
ニワトリ飼うまでほぼスルーだった裏のスペースも最近草を喰ませるためにここで放し飼いしつつ、コーヒー飲みながらニワトリ眺めることが増え、意外に日当たりが午前中良いことを発見。レイズベッド作ろうかと思ってます。
家の前の私道(お隣さんと共有)には数年前から少しずつ勝手に植えて増やし続けている紫陽花が育って、紫陽花小道となることを密かに企んでます。この春も去年鉢に挿し木しておいて根付いたものをこの春こっそりと地植えしておきました。
フランスで買ってきた、いろんな花の種が混ざったものは土と混ぜてお団子にして、お隣さんの所有地で崖地だから多分手を付けないであろう場所にポンポンと放り込んで置きました。いろんなカラフルなお花が咲くといいなー。
崖には、がけ崩れ防止フェンスに藤の花が伝って伸びるように、4000円もした苗をお隣さんの家の工事が始まる前にこっそりと植えておいたのですが、それは工事が始まる時に辺り一帯の雑草やら雑木やらがカットされた時に気が付かれずカットされてしまったのでした。いつかリベンジしたい。だってここに藤が登るときっと素敵。木香薔薇でもいいかも。両方でもいいかも。(他人の土地や)
こんなふうに、花テロしかけてます。笑。成功したらますます春が嬉しくなりそうです。