娘から、もう一生それしか食べられませんって言われたら何を選ぶ?と聞かれました。


夫は、バゲットとチーズと赤ワイン。これがあれば一生きていける、と。


私は、納豆ご飯かなーって。


納豆ときどきワイン ってブログタイトルは、やはり秀逸でしたな)


娘は、コジフレット(crozetsというサボアのパスタとラードン、クリーム、ロブルション使ったハイカロリーなサボア料理)と、イカのトマトパスタ(ペスカトーレ的な)とカルボナーラですって。つまりはパスタってことですね。これは反則回答じゃ。。。笑。


さて、そんなチーズ好きな夫は、今後ずーっと日本で暮らしていくことにためらいがありません。でも日本でフランスのチーズを買おうとなると、それはそれはお高いですわねー。


月曜、我が家にチーズのお届けがありました。ご近所のパイロットのお友達が、仕事パリ便だったからって買ってきてくれて、日本着いてすぐに届けてくれたのでした。


どこかの国に行く人に、何か買ってきてもらうって、お支払いするとしたって、ちょっとしたことでも意外と負担になるじゃないですか。だから我々からは絶対頼まないのに、いつも買ってきてくれるんですよね。ありがたいこと。


今回はパリのマルシェから夫に電話がかかってきて、今パリにいてマルシェにいるけど、何のチーズがいい?って。で、夫がマルシェのチーズ屋さんと直接お話をして、昨日彼が、18か月もののコンテと、トムドシェーブルとロブルションを持ってきてくれたのでした。しかもフランスのバターと、バゲットも3本。ありがたすぎる。


写真は懐かしく、愛おしい、ヴェルサイユのマルシェのチーズ屋さん。いつもここで買っていました。




にしても、久々のコンテ、美味しすぎたーーー。


夫は、チーズは人類が作ったものの中で最高傑作だ、と言いながら食べてました。笑。


パイロットの友人は単身赴任でご家族は欧州にいるから、うちに来るときはだいたいご飯食べていってもらいます。夫が前日作ったキッシュローレンヌと、私が作った三浦野菜たーっぷりの野菜スープにサラダ。そして持ってきてもらったチーズにバゲット。野菜スープは玉ねぎ塩麹とコショウだけの味付けだったのに、新鮮な三浦野菜から味がぎゅーっと出て沁みる味に仕上がりました。


そんなすごくささやかなメニューですが、ささやかながら素材の良いもで作った料理をみんなで囲むって、それに増す食事はないなと思います。


一生にこれしか食べられないって時何を選ぶか。誰かと食べるってのが追加されていたら苦しいものじゃないかもしれませんね。でも納豆ご飯のみをみんなで食べている光景はさみしいか。笑。


皆さまの、一生これしか食べられないとしたら選ぶものは、何ですか?