納豆ときどきワインって。。。笑


先日、久々にジャンル内ランキングが50位以内になったので、この国際結婚ジャンルのブログランキングを久々に眺めていたのです。どんなブログがあるのかなーって。


で、自分のブログタイトル見て、一体何やねん?って思いまして。笑


もっと、ジャンル的に、どこの国の人との国際結婚なのかタイトルでわかった方が興味を持たれやすいんだろうか?とか、何を目指しているブログなのかほのめかすタイトルの方がいいんだろうか?とか、実践的な集客云々の前に、はたから見たら謎すぎるタイトル。って1人でウケちゃった。笑


でもね、実はちょっぴり胸がチクリとする歴史が、この名前にはあるんです。


大学時代、親友と呼べる友達がいました。映画や音楽や海外の話や素敵だと思うファッションや、そういうことの気がすごーく合った。私がNZに留学していたほぼ同じ期間、彼女はドイツに留学していて、NZとドイツ間でパンパンに膨れた封筒の手紙のやり取りもしていました。メールももちろんすでにあったけど、手紙でイラストとか添えて起こった出来事書いたり、気になった切り抜きを入れたり。


彼女はドイツ留学直前に、私たちの大学に交換留学で来ていたイギリス人と付き合い始めてました。そして私は今の夫とNZで出会い付き合い始め、それぞれに外国人彼氏が似たような時期に出来たことで、国際カップルネタのあれこれも楽しい会話のネタに追加されました。その後彼女はその彼と結婚。彼女の結婚式はイギリスの古城で行われ、メイドオブオーナーもさせて頂きました。彼女が振り袖を着るというので、私も着物を着てほしいと頼まれ、日本から付下げを持参し、古城の控室で自分で着付けして参加した式は、自分の結婚式のように幸せな日でした。


ある日、私たちの会話って面白いからさー(自分で言う。笑)、一緒にブログ書こうよ、という話になりました。2人でID共有し、交換日記形式でそれぞれに宛てて、Dear ウメ、Dear OOで書き出すブログを、と。


その時つけたブログタイトルが、納豆ときどきワイン。


なんで?ただ単に2人共納豆が大好きだから納豆をタイトルに入れたい、とかそんな発想。笑。でもちょっとたまに気取ってワインって感じのブログかねーなんて話していて、そのまま納豆ときどきワイン、になりました。


当時のブログは今はなきプラットフォームで、それがなくなる時にどこか別の場所に移す方法があったのですが、その時もう彼女とは話さなくなっていて、ブログもアップされなくなっていたので、そのまま無くなってしまいました。


そう、私はこんなに大好きだった親友ともうほぼ話していないのです。


何か決定的なことがあったわけでは無い。でも私の方に原因あるようにも思うし、途中で2人の価値観が違うものになっていて、疎遠になる運命だったようにも思います。


私は彼女のイギリス人パートナーに、良い印象を持っていませんでした。なぜってことは細々とは書きませんが、何度か彼と会ううちに、醜い人、と思うようになっていきました。決して見た目のことではないのですが。


でも彼女は彼のこと賢くユーモアセンスもあり、素晴らしい人と信じて愛していたので、私の正直な意見は必要無いと思ってはおりましたし、私が彼に会わなきゃいけないわけじゃないし、と思ってました。


でも、そうすると同じような価値観だと思っていた彼女ですが、だんだん私のそれとは変わって来ますよね。


そして私の方に原因があったと思うことは、彼女が専業主婦になったことがきっかけでした。当時はお互い東京に住んでいたので会ったり、LINEやり取りを頻繁にしてました。私はやむを得ず彼女が一旦専業主婦になったと思っており、最初は次やるならこういう仕事はどうだ、この会社は向いていると思う、から始まり、専業主婦期間が長くなり子どもも2人目が出来たあたりには、いつ働くつもりなんだ、能力あるのにもったいない、と発破をかけ、どこかでよく聞きがちな、経済的に自立しているってこんな素晴らしい、相手と対等な関係の方がいい、私たち夫婦は子どもいてもこーであーで、あーでこーで、と余計なことを彼女に吹き込むようになりました。次第に、今日は児童館行こうかと思ったけど雨ふってたから家で子どもとテレビ見てた、みたいなことを彼女が言うと、はーーー?雨だからって?って腹まで立ってきたり。


ある日、彼女から、こんなようなLINEもらいました。


私、専業主婦で幸せだーって言うことは、何だか馬鹿みたいに聞えるからあまり言わないようにしていたけど、私、専業主婦で子どもの成長をすぐ近くで見ていられて幸せなんだ。誰もが子どもがいても仕事で活躍し、キラキラした場所行って、キラキラした生活してってことが幸せっていう価値観ではないよね。


って。


それでもよくLINEを送っていたけど、徐々に彼女からの返事がそっけなくなり、返事が来なくなり、そのまま疎遠に。


最初傷付いてましたし、彼女の方が間違ってるってしばらくは思っていたり、でもそれから私は何に必死になって彼女にあんなLINEを送り続けていたんだろうな?と思うようになりました。幸せって思えるなら、それが一番いいことじゃん、って。


そんな遠い過去ではなく、8年前くらいのことです。


その後は我々がフランスに住んでいた時に誰かからか聞いたらしく、彼女の方から2度ほど軽い内容のLINEが来て当たり障りないやり取りをしたきり。


それが私の、納豆ときどきワインにまつわるお話なのです。


まー、最近の生活はワイン(アルコール)ときどき納豆になりつつあり、年末年始飲みすぎたことだし、納豆ときどきワインくらいを目指すべく、このままのブログタイトルしておきましょうか。


集客力はないけれど、読みに来てくださっている皆様は、あー、そんな背景があってのこのタイトルなのね、って、思っていて下さい。


いつか彼女とまたざっくばらんに2人でワインを楽しく飲む日が来るのか。今は想像が出来ません。