先日の相模原での上條さんを撮影したNHK映像、まだ放送日程のお知らせはありません。
 
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展覧会も無事終了しました。

 

ずいぶん撮ってたけど、たった15分の番組になるそうで、バッサバッサ編集されちゃうんですかねえ。一本の映画にして欲しいぐらいですね~。
 
そういえば、会場で配っていたチラシ。
「恩地日出夫監督を偲ぶ会」というのがあるそうで、そこで上條さんの対談があるそうです。(六本木ストライプハウス)
 
 
 

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昔「日曜美術館」で上條さんが、ダンスするモデルを見ながら描いてる様子が放送された。けっこう古い映像だった記憶なんだけど。(その映像の一部が、その後パレスチナの3人の紹介の時も使われていた。)

 

今現在のアトリエにはうかがった事はないが、以前は、確かパレスチナに行く前カタログを印刷してもらった印刷所の倉庫の2階が上條さんのアトリエだった。

 

 

そこで、踊る人のクロッキーをして、その描いた線を抽出し切り取り、原色のアクリル絵の具で塗っていく。
 
そのたくさんのパーツを壁に貼っていきながら構成していく。どのギャラリーでもどんな壁でもその場で作っていく。パレスチナでの3カ所のギャラリーも全部違う展示だった。
 

「ダンス・ダンス」のほうは、今もその手法のようだ。

姪御さんでイラストレーターのマコイさん曰く「アトリエの床が画鋲だらけ!」との事だから、事前にも構成してみてるんだ〜と新たな発見である。

 

さらに、壁の上の方からから床まで垂らした紙に直接描いていき、手形足形(苦しみもがくガザの人々を表す)をつけていく。そして出来上がったのが「涙のガザ」

その様子も全て撮影していたそうだ。

 


ガザの3人の絵描き達の最近のSNS。
 

エジプトに脱出したハワジリは、ガザの病院にいたお兄さんを亡くされ、悲しみの中にいる。(顔写真がソックリなので一瞬、すごくびっくりした)
 
 
 
 
 
イサは、相模原の展示写真を見て、
「日本に残したおかげで私達の作品が生き延びた。」と書いていた。
空爆された彼の家やギャラリーエルチカの事を考えると本当に悔しく悲しい。

 
 
 
ソヘイルの1日1絵も、悲しみに満ちていて辛い。