「マンジロク」が地震避けのまじないらしいと今日知った。
ふと「マンジロク」と「マンジュロク」は語源が同じなのではないか?と思った。
何度かSNSに書いたと思うが、私が幼少の頃、群馬の婆ちゃんは雷が鳴ると「マンジュロク、マンジュロク」と唱えていた。
語源も何もわからない。ましてや「俺は饅頭6個も食ったぞ凄いだろう」で雷が去るとは思えない。
その後いくら調べても、雷の時に「マンジュロク、マンジュロク」と唱えてたのは、ウチの婆ちゃんだけだったのである。
(12年越しに自分のツイート引用を見つけた)
https://x.com/ryomichico/status/207054576485019648?t=qSKEf9KBdDzWy1xEz5TleA&s=09
マンジロクが地震のまじないらしいと今日知った。
— イイヅカ・サトコ (@satoko03) January 9, 2024
いくら調べてもマンジュロク、マンジュロクと雷の時に唱えてたのはウチの婆ちゃんだけだった。。。
(12年越しに自分のツイート引用を見つけた) https://t.co/NlbXCx9DiG
妖怪データベース。。。
ひらがなの「まんじゅろく」でツイート検索したら、圧倒的に、地震避けのまじないとして、茨城あたりで唱えられているようだ。(多くが曾祖母ちゃんから聞いた話としてという書きようなので、今も唱えられているのか分からない。)
ごく少数だけ雷説を書いている人を見つけたが、どうも根拠が昔私の書いた日記から来ているかもしれないという疑いもあり、ちょっと責任を感じる。(饅頭6個を引用してる人までいた)12年前は、検索しても自分の日記しか出てこなかったので。
語源らしいとされる「万座楽」で調べるとお酒の名前しか出てこないので
「万座楽 地震」
で調べてようやく出てきた。 「地震・災害など」とあるので、広く災害といえば婆ちゃんのカミナリ避けも、あながち間違いではなさそう。
ただ、萬歳楽山は東北にある山だし、中国伝来のお神楽説まで出てきて、ますます混乱した。
読み方は、まんぜいらく、まんじゃらく、マンジラク、マンジロク、まじゃらく、まんぜらぐ、、、、、
それと、万座楽と萬歳楽、まんじゅろくとマンジュロク、漢字とかカタカナとか全部区別して検索に引っかかるから、ややっこしい。
マンジロクは日本昔ばなしに出てきたから広く知られてるのか〜。
マンジロクの動画あった。
「まんが日本昔ばなし マンジロク」
(雷様も登場するが通過するだけだな)
ところで「萬歳楽」という言葉は、
地震封じの錦絵「鯰絵」にも登場してたらしい。文字まで読んでなかったなあ!
鯰絵といえば、前々から描いてみたいと思っていたが、どうも地元の板倉町はナマズ料理が名物だったり、しょっちゅう遊びに行ってた雷電神社にはナマズの銅像が奉納されてたり、ナマズを悪者にしづらい。
海なし県のグンマーにはナマズは貴重なタンパク源だったであろう。
「鯰絵」
2024(貼り絵、アクリル)