刷り始め。と言っても、また実験の続きですみませんね。

暮れにアルミホイル・リトグラフで刷った色版に、プラ板・パスタマシン・ドライポイントを重ねただけ。


プラ板はある程度の厚さが無いとインクが入らないなあ。あと拭き取り難しい。。。




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「日曜美術館SPハッピーニューアーツ!」を見た。

https://plus.nhk.jp/watch/st/e1_2024010123637?playlist_id=__search


最初の2人続けて、宇野亜喜良に田名網敬一って、、、日本を代表するアーティストいまだに80代90代なのね。という印象だったが、終わりの奈良美智に至るまで、俳優さん達なかなか良いこと言うなあ、という良くまとまった1時間でした。


(実際アトリエ訪問したジルベール磯村勇斗にしてみれば、短く編集されすぎて不服そうでしたがw)


坂本美雨か玉城ティナのどっちだったか、

「奈良美智さんはアートのちからを信じている。」

という言葉がとくにすごく心に残った。



私はどちらかと言うと、、、というか、全くもって、アートは無力だと思って生きてきたので、有事のたびに「アートや音楽で支援!!」と言う人には懐疑的だった。


言われれば協力はするけども、本当に役に立つかどうか疑問。。。


アートは自分の心を救うけれど、他人の心まで救うかは自信がない。少しは心を救えたとしても、生活の役には立たないだろう。


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上條陽子さんの行動はいつも、あくまでも「アートによる救い」が芯にあるし、先日の、ハンダラ君ムーブメントの中心となっている画家、松下真理子さんにしても、本気でアートで人を動かそうとしているようだ。


1999年パレスチナ展メンバーのリーダーは、元々、若い頃から何十年もパレスチナ支援活動されてた方なので、ネットでもすぐにお名前が見つかり、変わらず支援活動していらっしゃる。そこは頭が下がる。ひたすら。

 


ただ、そのリーダーが、ある時

「我々活動家は〜」

の発言に、私は引いてしまった。


私は活動家じゃないし、絵描きだけど左の人じゃないし。どちらかと言えば一般的な、サイレントマジョリティーだし。


でもそんな小さな事でグズグズしている間に、上條さんは、持てる力全部を使ってパレスチナ難民の子供達のために動いていた。


左も右も関係ない、アートのちからで。

ひたすら。