こんにちは!

 

お元気ですか?

 

さて、今回は『バーベンハイマー』#Barbenheimer シリーズ第二弾

 

『バービー』の感想でーす気づき

 

 

昨年夏、上映されていた頃モールに行くと

 

ピンクの服を着て、『バービー』を観に行く若者がたくさんおりグラサンハート

 

流行りに乗りたかったけれど、行けずじまい。。

 

また自宅で鑑賞となりました!

 

 

私は日本生まれ、日本育ち日本

 

ご多分に漏れず、バービー人形は持っていませんでした。

 

リカちゃん人形を1つくらい持っていた気がしますが

 

なにせ男兄弟で育ったので、そんなに人形遊びもせず。

 

 

でも一つだけ、バービーに関する思い出がありますキラキラ

 

 

 

それはカナダのモントリオールに学会で行った時に

 

旦那さん(当時、婚約者)と一緒に

 

バービー人形の博物館『バービーエキスポ』に行ったことです!!

 

 

 

 

 

 

 

 

日本っていうか、日本!?

 

 

ヒッチコックの『The Birds』

ちょうど観たあとだったので、ウケた笑

 

 

 

VersaceとGAP

ハイブランドとファストブランド

 

 

色々なシチュエーションのバービー人形が飾られていて、

 

しかも無料なので、モントリオールで時間を持て余した時は

 

オススメでーすニコニコ

 

 

 

 

画像はお借りしています

 

 

さて、映画の感想ですが

 

ピンクのシャネルの服を着たマーゴット・ロビーを予告で見たので

 

ファッション系の明るい映画なのかなぁと最初思っていたのですが

 

フェミニズムをテーマとした映画でした真顔

 

(旦那さんは何回もそう言ってた笑)

 

 

フェミニズムとは、あらゆる性差別からの解放を目的とした運動のことを指し

 

「性差別をなくし、性差別的な搾取や抑圧をなくす」ことです。

 

 

バービーの住む世界、バービーランドでは、女性が様々な要職についており

 

大統領は黒人女性(私の好きなイッサ・レイハート)

 

一般的に男性がやるイメージの仕事も女性ばかりやっていて

 

むしろ男性はお飾り...(まぁこれも変だけど)

 

 

 

でもバービーとケンが現実世界に行くと

 

「え?女性いないじゃん?活躍してないじゃん?ポーン

 

マテル社の重役会議に行くと、女性はひとりもおらず

 

白人のおじさんばかり、という社会のパワーバランスそのまんま笑い泣き

 

 

小さな女の子に”You can be anything(あなたは何にでもなれる)”

 

というメッセージを伝え続け

 

「バービーは女性のエンパワメントに一役買い、女性がイキイキと活躍できる社会を作った」

 

という幻想は崩れてしまい

 

バービーはショックを受け、逆にケンは元気になる...

 

 

===

 

 

私がこの映画をみた後に改めて考えさせられたこと

 

 

うずまき職業ヒエラルキー

 

うずまき子供をもった後にキャリアを維持する難しさ

 

うずまき人の価値

 

 

 

 

説明するために

 

誰も聞いていないけれど、My storyです爆  笑

 

 

 

 

私は4人兄弟の2番目で、唯一の女子

 

恵まれた環境に生まれ、男女平等に育てられました。

 

「仕事を持って、自立するように」とも言われ

 

医師という職業を選びました。

 

 

理数系が大の苦手だったので、文字通り泣きながら勉強し

 

医学部に入ってからも、試験の連続ガーン

 

試験を全てクリアしたら、奴隷のような研修医生活のスタートチーン

 

それなりに乗り越え、専門医も取り、留学もし...

 

 

両親の与えてくれた環境がよかったことは間違いありませんが

 

私にとって、自分のなりたい職業になり、キャリアを積み上げていくことは

 

そこまで難しくありませんでした。

 

 

でも結婚し、出産し、アメリカに残ることになった時に

 

今までと同じような働き方ができなくなった途端に

 

自分が無価値になった気がしたのです。

 

 

私は医者っぽく見えないらしく

 

職業が医者とわかった途端に、手のひらをひっくり返したように

 

扱いを変えてくる人に少なからず会いました。

 

 

そういう時に医者という職業のパワーを感じてきたし

 

「私はなんだかんだ努力をしてきた、だからそこは評価してほしい」

 

と常に思っていたようで

 

医師という肩書きがなくなった、アメリカでの産後は

 

かなりモヤモヤしていました悲しい

 

なんだか、医師であることにこだわっている自分に気づいたのです。

 

 

でも自分の価値って職業的な価値だけなのか?

 

と問うとそうでもないですよね!

 

 

例えば、いつもユーモアがある、とか爆  笑

 

 

 

でも人って、なにかと職業でランク付けされがちだな、というのは

 

この『バービー』を見ても感じました。

 

 

そして結局、女性なのに◯◯の仕事なんてすごい、という性差別が

 

根底にありますよね。

 

 

 

 

そしてもう一つ感じたのは、常日頃思っている

 

その職業につくことはそこまで難しくなくても

 

子供をもった途端にキャリア形成が難しくなるという事実

 

 

独身の頃はただ自分が努力すればよくても

 

家族ができるとそうもいきません。

 

子供はよく体調を崩すし

 

デイケアやプリスクール、学校も休みが多いし

 

出張の時、子供の面倒どうするの?

 

とか、いつも「あぁこれかぁ、これでみんな困っているのかぁ」と

 

思って生きています笑い泣き

 

 

教育の機会が平等であるからこそ

 

結局この問題を解決しないと

 

少子化、よくならないと思います!!

 

 

でも幸か不幸か、私はアメリカにいて

 

働き方が自分で全て決められる環境にあるので

 

若干あきらめながらも、できることを精一杯やっていますPC

 

 

===

 

 

映画『バービー』の最後の方に

 

「すごい職業のバービーだけじゃなく、普通のお母さんのバービーを作るのはどう?」

 

というセリフがあって

 

もちろんそれもいいと思うんですが

 

じゃあ、お母さんになっていない女性はどうなのか?

 

という疑問が出てきます滝汗

 

 

最近、ようやく気づいたのですが

 

 

人は◯◯だから、えらい

 

というものではありません。

 

 

世間がどう言おうが

 

みんな一様にえらいのです。

 

 

「私なんて...」と一切思わず

 

「今日も無事一日終えて、私ってなんて立派なの」

 

自己肯定感モリモリで、毎日過ごしてくださいね気づき

 

 

 

 

 

なんだか熱くなっちゃったかしら?

 

 

 

色々書きましたが

 

ケンの歌とダンスが無駄に長く、そこが一番面白い、映画『バービー』

 

是非ご覧くださいキラキラ

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございますニコニコ

 

Have a wonderful day〜虹