こんにちは!
去年の夏、アメリカで公開された『オッペンハイマー』と『バービー』
全く毛色の違う映画でしたが、どちらも大ヒットし
『バーベンハイマー』#Barbenheimer
というミームが流行ったり、炎上したりしましたね
どちらも映画館で観たかったのですが
『オッペンハイマー』:長すぎるし、子供には怖すぎる
『バービー』:みんなで行こうとしたら、step kidsがもう観てしまっていた
てな感じで行けませんでした
でも最近Apple TVでレンタルして観れるようになったので
自宅でどちらも旦那さんと一緒に鑑賞しました
今回はゴールデングローブ賞も5冠達成した『オッペンハイマー』の感想を書いていきたいと思います!
写真はお借りしています
びっくりなことに日本ではまだ未公開で、今年公開されるみたいですね
内容について知りたくない人は読まないでね
第二次世界大戦中に進められた原爆の開発・製造を目的とするプロジェクト
"マンハッタン計画"
物理学者のオッペンハイマーがリーダーに抜擢され
ニューメキシコのロスアラモスで開発を進めます。
そもそもはナチス・ドイツを倒すために、と始まりますが
計画途中でドイツは既に降伏
今度は日本を倒すために、と計画は止まらず。
試行錯誤を繰り返し、原子爆弾は完成
完成した時に、ロケットが月に到着したかのような歓喜に包まれるのですが
人を殺す道具だから不快だし
その時オッペンハイマーは既に葛藤しているような描写になっているけれど
ほんとのところはわからない。
ここからネタバレになるかも
で、原子爆弾ができたとして、実際に使うかどうかっていうのはまた別問題だと思うのですが
できたから、使うことになるんです...
そこで私が明らかに不快な気持ちになったのが
原爆を落とす場所の決め方
「被害人数はこれくらいを想定
東京は大きすぎるし、京都は文化財が多いところだし...」
ってことで、まずは広島に決まるんですが
私の通っていた中学校・高校は広島県にあったんですね。
祖父母が被爆した人もいたし、やはり何かと原爆の話は出て
だから複雑な気持ちになりました...
そして原爆を2回落とす理由は
1回目に原爆の威力を見せて
2回目に降伏させるため
日本は原爆を落とさない限り、絶対に降伏しない
アメリカ兵も日本兵も死人を増やさないためには、こうするしかない、的な
正当化が出てくるのですが
本当にそうだったのでしょうか?
最後の方で
オッペンハイマーがトルーマン大統領にホワイトハウスで対面した際
原爆を開発した自責の念にかられていると
「原爆を作った人が悪いのか?落とした人が悪いのか?
落としたのは私だ」
ってちょっと励ましたんかなーと思いきや
陰で「あいつは泣き虫科学者だ、もう絶対に連れてくるな」
って言うんです。
そう言われりゃ、開発したのとGOサイン出したの、どっちが悪いのか?
うーん。。。
===
いつも映画やドキュメンタリーを観た後は
旦那さんに色々解説してもらったりするのですが
戦争もの(特にVS)はけっこう白熱します
日本は唯一の被爆国ですが
だからといって、過去の戦争において完全な被害者ではない。
でも日本人がこの映画を見ると、複雑な気持ちになるとは思うので
心してご覧ください
(P.S.この映画、本当に長いです
うちは3日間に分けて、1時間ずつ観ました。
そして字幕のない映画館で観なくて、本当によかった)
映画『バービー』は思ってたのと全然違う映画でした
また感想書けたら書きたいです
最後まで読んでいただき、ありがとうございます
Have a nice day〜
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