家へ向かう道すがら、ずっと考えていたことは

「この後ろの禍々しい『何か』を絶対に家に持ち帰ってはいけない」ということでした。

 

家の前に着き、車を停めて中にいる夫へ電話をしました。

 

「今家の前まで来ているんだけど、玄関の外まで塩を持ってきてもらってもいい?」

 

「いいけど???何???」

 

「後で話す!!」

 

 

 

訝し気な顔の夫に外まで塩を持ってきてもらい(普段使いのシママース)

 

まずは車の中(運転席、助手席、後部座席、トランク)、

 

次に車のボディ全体に、塩をかけ(蒔き)まくりました。

 

 

 

車の後、今度は自分たちに。

 

娘とお互いに体に塩を掛け(ぶつけ)あい、背中を結構な力で1発ずつたたき合い、そこへ昔むかしに習ったレイキの動作も思い出し、上半身を片手で左上から右下へ&右上から左下へ払う動作を加えました。

 

どうしたらあの空気を払えるのか…?

お祓いの知識も無いので、とりあえず過去に聞いた話で良さそうなことを総動員です。

 

(レイキの動作は、昔習いっぱなしになっていたものだったのでレイキ的には間違った動作だったかもしれません。

ただ、背中を叩いただけではまだ完全でない気がして「『払う』という動作も加えた方がいい」と思い、付け加えました。※手順を間違えていてもやらないよりはやった方が良いと考え)

 

 

なんとなく、そこまでやったらもう大丈夫な気がして娘に確認をしました。

 

「もう大丈夫かな?いいような気がするんだけど…」

 

「多分… 大丈夫な気がする!」

 

そこでいったん私だけ、車庫へ入れるために運転席へ。

 

…車の中にはもう嫌な気配はありませんでした。

 

良かった!!!

 

 

 

玄関前で娘が待っていました。

 

「お母さん、先に入って」

 

「オッケー」

 

二人で玄関内に入り、お互いに顔を見合わせました。

 

玄関内に「あの空気」はありません。

 

「大丈夫だね!」

 

居間に入りもう一度「あの空気」が無いことを確認して、やっと本当に安心することができたのでした…。

 

 

(この話には後日談もあるのですが、それはまた別の機会に…)

 

 

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学習したこと

・夜の森には無防備に入らない

・塩にはお祓いの効果

 

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