こんにちは。
紛争解決手続代理業務試験の合格証書が私の手元にも届きました。
得点は決して自慢できる状況ではありませんでしたが・・・
全体の合格率は56.3%ということで、ここ数年の傾向をみると「60%」を切ることが半ば常態化していると言えます。
そんな中、我が北海道会(正確には『北海道会場で受験された受験生』)の合格率はなんと「80%」を超えている状況となっています。
我が会場の今年の受験申込者数は19名、うち実受験者数は18名(個人的に当日の欠席者1名を試験会場にて確認)でした。
また、先日公表された官報(下記参照)によれば、合格者は15名でした。
すなわち
15(合格者数)÷18(受験者数) ≒ 0.833・・・
なんと合格率83.3%ということになります。
尚、受験地は所属の都道府県会こどに定められるため、社労士試験とは異なり受験地を受験者が自由に選択することはできません。したがって、受験地「北海道」の方はほぼ全員「北海道会所属の社労士」であると考えられます。
それにしても、何故これほどまでに北海道会の受験生の合格率が高いのでしょうか?
それは、この試験に向けた諸先輩方によるサポートが非常に充実しているからではないかと私は考えています。
とてもありがたいことです。
北海道会にはいくつかの勉強会グループが存在しています。そして多くの受験生はそのいずれかのグループの勉強会に参加して試験対策に特化した学習を深めています。
もちろん他の都府県会でも同種の勉強会グループはありますが、北海道会の受験生の勉強会への参加率の高さは群を抜いているように思います。
また受験生同士の距離も比較的近く、特別研修ではお互い知り合いの社労士先生の話題などで話が盛り上がったりもします。したがってさまざまな情報交換がとてもやりやすい環境にあると言えます。
そのような環境が北海道会の受験生の合格率を引き上げている原動力の一つとなっているのかもしれません。
尚、この記事を通じ私が一番お伝えしたかったことは、別に北海道会を持ち上げることではありません。「とにかくこの試験の対策は、一人で進めて行くのではなく、極力同じ受験生仲間を見つけて一緒に協力して進めて行くことが極めて重要」ということです。
そして、同じ受験生仲間の中でさまざまな事例への意見交換を通じ、論点整理や解決策(合理的な落としどころ等)を見出す為の手法を着実に身に付けていくことが、最も効果的な試験対策ではないか、と考えています。
やはりこの試験は、一人学習(独学方式)のみで進めて行くには、かなりしんどいように感じています。
(もちろん完全独学で合格されている方も多くいらっしゃいますが・・・)
この記事が来年度受験される方にとって少しでも参考になれば幸いです。
今回もアクセスいただきありがとうございました。