この世界の片隅に | 歯で開けたビールで洗え

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毎月の「コミックまとめ」は見やすさ優先のため、作家様の敬称を略していますすみません。

一ヶ月くらい前、ローカルTVを見ていたらアニメ「この世界の片隅に」の宣伝に監督とのんさんがテレビに出てたのを見て、ちょっと気になっていた映画。

 

ストーリーは戦時中の広島県呉市を舞台に、ある一家に嫁いだ少女が戦禍の激しくなる中で懸命に生きていこうとする…という話。

 

 

気にはなっていたけど、ちょうど水曜日のレディースデーにバイトが入ってたりしてなかなか行けなかったのですが、今日やっと見に行きました。↓

 

 

 

 

 

 

戦争映画っていうのなら、多分見に行ってなかった。

 

 

も、ね…

広島県人なら子供の頃から嫌っていうほど平和教育に頭の先から爪先までみっちり漬けられているので、正直戦争とか原爆とか聞くだけでお腹いっぱいになるんだわ…すいません…

 

 

でも戦争反対のプロパガンダ色はあまりなく、戦時中の、ごくごくありふれた人々の日常を描いているけど、それがたまらなく良いという評判を見て行きたくなったの。

 

これが口コミでかなり話題になってて、最初ごく一部分の映画館でしか公開されていなかったのだけど、ご好評につき公開延長が決まったり、上映する映画館が増えたりしてて、それがまたネットのニュースになってて。

 

 

 

 

「うーんいこうかな、どうしようかな…」

 

 

いいかげん悩むのに疲れたので観に行ってきました(;^ω^)。

 

 

 

 

 

 

で、感想。

 

 

やっぱ行ってよかったです。

 

なんか巷で号泣したとか、映画終了後、感動の嵐でスタンディングオベーションが起こったとか書いてあったけど、そんなことはなく。

普通にいい映画だったです。

 

戦争を体験したお母さんが

「これのどこがすごいの?この時代、みんなこんなこと当たり前だったのよ。今の時代じゃそれが平和すぎてわからないのかね…」みたいなことを仰っていたのをどこかで見たのですが、ほんとそれを思いました。

 

戦時中、つつましく一生懸命生き抜いた人々の、何気ない日常の話です。

 

んで、ものすごくリアルな戦争疑似体験してきた感じです。

音がすごい。

焼夷弾の落ちる音と衝撃、地響きまで感じるようなリアルさが

 

 

私の大好きな呉の街並みが非常に詳細に再現されていて、それだけでも見る価値がありましたが、この映画の魂はちょっと他の映画と違う方向を向いているかもしれません。ちょっとだけ

わかりにくい表現で申し訳ないのですが。

 

 

 

 

 

そんなわけで

 

 

みなさんがおっしゃる通り

 

 

 

 

うーん、なんていうんだろう…

とにかく一度 見に行ってみたらいいよ

 

 

 

と。

 

 

 

そう思いました。