20セルシオ！大事にしていれば、まだまだ現役バリバリ～！車検編でございます。

台風一過の青い空！

清々しい気持ちで始まった

今週でございますが、

風だきゃ～ピュ～ピュ～と

吹き荒れていたので、

工場にホコリとゴミが

産卵して困っている
↑散乱ね。

佐藤でございます。m(_ _)m

今週は、

月末と言う事に加え、

11月3日が祝日でございますので、

お預かりしているほぼ全てのお車を、

2日（木）に納車せねばならず、

ワナワナした1週間に

なりそうな予感でございます。

東京オリンピックまで

あと1000日！などと

TVでやっておりましたが、

それよりもなによりも、

今年も残すところ、

60うん日の方が、

ぎゃ！と心にツキ刺ささり、

背中のゼンマイの巻き数が増える

気持ちになります。

まずは月末のラストスパート！

でもって、

木曜日納車に向けてのがんばらナイト！

でもって最後に

年末の事も考えねばなりませんので、

暫くの間は、

体も頭も大忙しでございます。

これを世の中では、

貧乏暇なし！と呼ぶのでありました。m(_ _)m

冒頭は以上です。

平成10年式　トヨタ　セルシオ　GF-UCF20

いつも千葉県から足を運んで下さる

常連様のセルシオでございます。m(_ _)m

今回、車検時期という事もあり、

お車の入れ替えも検討しておりましたが、

幾度となく悩んでも

やっぱりセルシオ

という事で

車検を受ける事になりました。

意を決したオーナー様は、

車検整備も然る事ながら、

気になっている箇所を、

全部修理しちゃいましょう！

と「やりたいリスト」をご持参の上、

当店にお越しいただいたのでありました。

「やりたいリスト」の項目は、

大きなところから

細かなところまで、

たくさんございますが、

一部ご紹介させていただきます。m(_ _)m

まずは、

ボディの再塗装でございます。

手入れが行き届いておりますので、

パッと見た目では、

ピッカピカなお車でございますが、

ボディ表面をよーく見てみますと･･･

このあたりを

あっぷっぷ～にしていきますね～。

さらにあっぷっぷ～～～

大きなものから小さなものまでありますが、

塗装の表面には、

クレーター状にへこんだある種のキズが

トランク全体に広がっている状況です。

これすなわち、

ウォータースポットというキズの一種で、

ボディに付いた水分！

雨水だったり水道水だったり様々ですが、

純水以外はなんらかのイオン分が含まれており、

ボディに付着した水滴が高温で熱せられて

一気に乾く時に、

このイオン分がイタズラをして、

塗装表面をクレーター状にへこますのであります。

別名、イオンデポジット・クレーター

などと呼ぶ事もあります。m(_ _)m

凹みが浅いウォータースポットは、

研磨する事により

除去が出来る場合がございますが、

深いウォータースポットは、

無理やり除去しようと

親の敵のように研磨しますと、

クリヤー部分がいなくなるほど

削らないと除去できない場合がございます。

一番良い方法は

ボディを再塗装するのが鉄板でございますが、

当然、その分の費用は大きくなります。

オーナー様と

この件に関しまして、

しっかりと見積りを取りながら

ご相談させていただきましたが、

いっちゃいましょう！(^o^)/

という事で、

再塗装する事になりました。

ちなみにボンネットも

めっちゃキレイにみえますが･･･

トランクと同じような、

無数のウォータースポットに加え、

飛び石跡も無数にある状態でございます。

白い点々が飛び石跡でございます。

ちなみにフロントバンパーも･･･

いたるところに飛び石の形跡が･･･

という事で、

フロントバンパー！

ボンネット！

トランク！

と3箇所再塗装していきますが、

完全にリセットさせてから行う

スペシャルな方法で、

キレイに塗装をしていきます。

おっと！

フロントバンパーは、

塗装済みの新品を取り付けた方が

良いかと思い、

念のため部品屋さんに

聞いてみましたが、

生産中止と相成っておりましたので、

細かい箇所は

手コキでコスコスしてもらいながら、

板金屋さんにがんばってもらいます。

スペシャルな再塗装の様子は、

予告編の画像を

ブログの後半に掲載しておきますので、

ご覧下さいませ。m(_ _)m

という事で、

早速、車検整備を開始していきます。

お車をリフトに上げてから、

記録簿に基づき、

受け入れ検査を実施していきます。

リフトに上げて、

すぐに目に付いたのは、

ATオイルパンからの

オイル漏れでございます。

オイルパン全体が、

漏れたオイルで

濡れている状態でございました。

この年式のトヨタ車に良くありがちな、

ヒーターコックからの水漏れも発見！

初期の状態でございますが、

さほどお高いパーツではございませんので、

冷却水を交換しながら、

ヒーターコックも交換を実施していきます。

この他にも、

現在13万kmを超えておりまして、

スパークプラグの交換履歴が、

記録簿で確認ができなかったので、

念のため、スパークプラグの交換！

エンジンオイル・エレメント交換！

ブレーキオイル交換！

それから先程の、

ATオイルパンのオイル漏れ修理！

ヒーターコックの交換！

さらに！

工場長！RECS入りま～～～～す

と、フューエルワンを

燃料タンクにドクと入れて、

エンジンを元気にしてあげたいと思います。

オーナー様からご了解を得ましたので

早速、整備を進めてまいります。