さて、ドバイ女性美術館のスタッフさんに、
UAEでは他にどんな本が読まれているのか聞いてみたかったのですが
お互いに英語がうまく噛み合わず…
聞けませんでした。
で、あるとき、旧フィッシュマーケットへ行くついでに
バスをAl Rasの公立図書館前で降りてみました。
外国人が入ってもいいのか、ちょっとどきどきしましたが
特に身分証明書を見せたりするようなこともありません。
中に入ってみると、手前には英語の本。
分類されて棚に置かれていますが、日本ほどきちんと分類されていない感じ…
だいぶ古そうな本が多いです。
書架の間には、日本の図書館と同じような勉強机があって
インド系の青年や、やっぱりインド系のおばさんが静かに勉強しています。
アラビア語の書棚は、奥にありました。
久々に嗅ぐ、図書の匂いがなんだか嬉しい(笑)
たぶん、なんとか全集なんだろうな。
かっこいいデザインです。
なんだかわからないけれど、本棚に置きたい(笑)
イスラミックな花の文様が、素敵に見えます
読めないけれど、開くとまたアラビア語の羅列にワクワクする(笑)
本を右から開くのは、世界でもアラビア語と日本語だけなんですよね。
ブックエンドがさりげなくお花で、可愛いです。
…と、アラビックな本にワクワクしただけで、
どんな本が人気があるのかの手がかりはありませんでした
カラマの図書館も以前覗いてみたことがありますが
どちらの図書館も整備途上な感じです。
アル・ラスのほうが蔵書は多そうな気がするかな。
英語で書かれた、アラブの国それぞれの歴史全集があって
あれを読みに来るのはいいかなあ、と思いました。
やっぱり図書館、静かな空間なので、自学習には良さそうです。
ただ、アル・ラスには子どもの本がなくて残念…。
民間では、有料の本貸出サービスBookishが、大人も子どもも
英語とアラビア語両方を借りることができて便利です。
月会費に応じて借りられる冊数が決まっていて、配達料はかかりません。
あとドバイ政府が、カリームというUber同様の配車サービス社と連携して
本の無料貸出・配達サービスを実験的に行なったこともあります。
こういう点では、進んでますね、ドバイ!
まあ、子どもの本は学校図書館で毎週1冊借りてくるので
それで十分かな、と思ってはいるんですけれどね
ドバイの図書館・図書サービスの話でした。