5歳娘、ドバイ空港で事故にあう

ただいまドバイから日本に一時帰国中

一時帰国のフライトは、母子3人でも快適なエミレーツ直行便でした。

ただ、こちらの記事のとおり、ドバイを出発するのが午前2時40分と草木も眠る丑の刻であるため

前の2日間は、遅寝遅起きシフトに変更。 

当日は23時過ぎに空港に行き、空港のプレイエリアで遊ばせようと思っていました。

以前、ドバイからタイに旅行にいったときは、プレイエリアで遊ばせられたのです

ところが、今回のターミナル1にはキッズスペースがなく…

仕方なくターミナルを「たんけーん！」と3人で歩き回っておりました。

はーこは「私、つーこのお世話してあげるんだ！」と超いい子モードだったのですが…

その後なんと…

車に轢かれてしまったのです。

角にあるお店の角っこで、CAのお人形に見とれていたはーこ。

私はつーこの手を引いて、4、5歩前にいました。

そこに、角を回り込んできた、空港内で10人くらいのお客さんを乗せて走るカート。

車が角を曲がってきたとき「ちょっと近いな」と思って

はーこにもう少しお店の中に入るよう言い、はーこが前に足を進めたのと

長いカートの、いちばん後ろの車輪がはーこのかかとに接触したのとは

ほぼ同時でした

はーこは、火がついたように泣き出しました。

接触した部分は、出血はありませんでしたが、

擦れて赤くなり、タイヤの黒い痕がついています。

カートのお客さんも凍りついています

カートの運転手が車を止め、降りてきました。

とりあえず、はーこが足を動かせるのを確認すると

この先にクリニックがあるから、と言って、

またカートで走り去ってしまいました。

つーこをベビーカーに乗せ、わんわん泣き叫ぶはーこを抱えて

500mくらい先のクリニックまで歩いていきます

ちょうど私たちが搭乗するゲートの真ん前でした。 

クリニックにはフィリピン人とインド系の男性スタッフがいて状況を話すと、

まず、はーこの足を確認し、アイスパックで冷やしてくれました。

それからパスポートと搭乗券を確認されました。

「え？行っちゃうの⁈」と思ったカートの運転手は、

お客さんを降ろしてクリニックにやってきました。

クリニックのスタッフの通報を受けて、警察官もやってきました。

戻ってきて不誠実ではなかろう、とわかった運転手ですが

調書を取る際の証言は食い違います。

はーこが後退してきたからぶつかった、と言い張る運転手、

後ろに下がったりしていない、と言うはーこ。

はーこの足は幸い、擦っただけで、打撲もなければ歩行も問題ありませんでした。

いつのまにか時は過ぎ、搭乗時刻までは1時間ほど。

怪我がひどければ、運転手にはもっと噛みついていたと思いますが

飛行機の時間もあるし、もう反論しませんでした。

子どもの先を歩いてしまった自分の不注意も否めません…

スタッフはしきりに搭乗時刻を気にして「大丈夫じゃない？」と言いますが

見た目はいかついお巡りさんに

「まだ間に合うから、念のために医師に診てもらいなさい」と優しく勧められ

ターミナル1階の病院には行くことになりました。

病院へ降りるエレベーターまでは、さっきの運転手がカートに乗せてくれ

あとはクリニックのスタッフが誘導してくれます。

病院のスタッフも必ず最初に搭乗時刻を確認してくれるので、安心。

接触した部分の黒い汚れを拭き取ってもらい、

消毒作用のあるクリームを塗ってもらって、ゲートに戻りました。

インド人の看護師さんに「あら、いい名前ねー、

うちの子が女の子だったら付けたかったわー」と

声を掛けられたりして、はーこもやっと泣き止みました

空港の病院はとっても感じよしで、ほっ

ドバイ空港は搭乗時刻に厳しく、20分前を過ぎると

もう飛行機に乗れません。

ゲートに戻ったらもうファイナル・コールで、ギリギリでした

まさかの展開で、あっという間の搭乗待ちでした

すっかり疲れたのか、

「寝ずに機内のゲームをやりまくる！」と豪語していたはーこも

離陸とともに沈没

ひとり飛行機の窓から見る、日の出が美しかったです

エミレーツでもらえるキッズセットは、いつも

B5サイズくらいのランチバッグと、ブランケットの入った動物のぬいぐるみだったのですが

今回はーこがもらったのは、A4サイズくらいの大きな肩掛けバッグでした

中には小学生以上向けのワークブック。

この1年で、はーこはずいぶん背が伸びたので、大きい子向けのものをもらえたようです

ブルジュ・アル・アラブのキーホルダーも入っていたりして

大人もちょっと嬉しい

つーこも、お姉ちゃんと同じのがいい！とゴネて

大きい子用のをいただきましたが、

このワークブックができる頃までに何年かかるのか…

というか、その頃には英語を忘れ去っている気がするので

申し訳なかったな…

日本に着く頃には、はーこの足も何事もなかったようになっていました。

軽傷で済んで、ほんとによかった…

さて、はーこはメールの打ち方を覚えて、

パパに毎日のようにメールを入れてます。

が多すぎて気持ち悪いなかよしですなー。

そして告げ口

ええ、東京に乾杯しておりますとも

そして、つーこのメールは、なんだかやばいです。

日本語の部分が、なんか意味ありそうで（笑）