4泊5日のドバイからのスイス旅行。
いろんな街を巡りましたが、宿はチューリッヒだったので
晩ごはんは毎日チューリッヒで食べました
大体いつも、リンデンホフでブランコに乗ってからね…
よく海外旅行に行くときは、
その国の駐在員おすすめのお店を調べて行くのですが
スイスはあまり情報がなく…。
というわけで、わりと定番のお店を調べて行きました
スイスと言ったら、チーズフォンデュ‼︎次点オイルフォンデュ!と
とにかくフォンデュ!なイメージ。
チーズフォンデュについても後述しますが
行ってみたら、本当の国民食はこれ、
レシュティなんじゃないのかな、と思いました。
細切りにしたジャガイモを、梅蘭の焼きそばみたいな感じに(笑)
まとめて揚げ焼きにしたもので、単品でも頼めるし、
肉料理の付け合わせにもついてきます。
素朴ですがまいうー!
じゃがいも最高‼︎太りそう‼︎
また、お店によってけっこう味が違うのも面白いのです。
生の芋を使うか、下茹でした芋を使うかによっても違うし
油脂はバターを入れるかラードを入れるか、
フライパンで揚げるかオーブンで焼くか、で
シンプルだからこそ違いが出るみたい。
家で作るのは面倒くさそうです(笑)
老舗居酒屋のヨハニテです。
チューリッヒ中央駅から徒歩5分くらいで来れる場所で
我々の宿からは徒歩1分の距離
夕方からがやがや賑わっていて、19時にはお外は満席です。
お外に座ってみたかったのですが、
中も老舗の雰囲気があってよし
いや、老舗なんだけれど、外見のイメージとは裏腹に
明るくきれいなのも、子連れ飲兵衛にはありがたし
ビアホールらしく、おすすめビールが黒板に書かれています
きゃっほーい!
ここの名物料理がコレ!レバーの煮込みとレシュティです。
塩味は意外と薄めですが、レバーと一緒に口に入れると
超絶ウマイです
レバー煮込みとレシュティの組み合わせは、
チューリッヒでは定番みたいなんですが、
おおおおお…たまらん!このマリアージュ!(笑)
もう一歩薄味の、品の良い感じでした。
あれはあれでジャガイモの甘みがおいしかったです。
お隣の席には、ご年配の中国人御一行がいらっしゃいまして
みんな同じ料理をひと皿ずつ頼んでいたので、気になって頼んじゃいました。
アラブ在住ノンムスリム、ノンベジタリアンにはたまらない
豚肉のかたまり‼︎
中国人の方が好むのも納得‼︎の、中華っぽい味つけでした。
おいしいのは特に、やっぱりじゃがいも!
スイスのじゃがいもはおいしいです
そして、アラブ在住のんべが嬉しいのはもちろん!
生ビール‼︎
地元のビールがいろいろ揃っていまして、
個人的には白ビールの生が嬉しかったですお店にキッズメニューがありまして
チキンナゲットとポテトですが機嫌よく夕飯を楽しみました。
にこにこ目線を送ってくれましたよ
チューリッヒは1人飲みのおじいさんが多いです。
ヨハニテの隣には、もう一軒ビアホールがあります。
近くにあるラクレット(『アルプスの少女ハイジ』でおじいさんがパンにとろーりくるっと巻いてくれるチーズ)の名店Raclette Stubeが満席だったので
お隣のお店にも入ったのですが…
こちらのレシュティもおいしかった‼︎
はーこが目玉焼きが食べたい!と突然騒ぎだしたため、
目玉焼きのっけのレシュティです。
カリッと焼かれていて、中はしっとり、こちらはわりと家庭の味ですな。
お店の給仕も、少し耳の遠いおばあちゃんで、家庭的な雰囲気。
料理を運ぶエレベーターがででん!と見えるところにあるのが
スイスまでやってきて、池袋の老舗居酒屋・ふくろを彷彿とさせました(笑)
チーズとハムを挟んで揚げた豚カツです。
ドバイのレバノン料理屋のメニューにもよく、
コルドンブルーはあるのですが、食べたのは初めてでした
そして豚肉なのが嬉しい…
日本のセンベロに近い雰囲気だったので、瓶ビールにしました(笑)
でも、高かったけど…やっぱり
つーこのリクエストでパスタを選択。
おそらくバターと味塩(アロマットというスイスのスーパーでよく売られているコンソメ塩だと思う)のみの
シンプルな調味ですが、おいしい。
もっとも我が家が炭水化物とタンパク質のみなメニューを選択してしまっただけで
お隣の若いカップルは、大皿のサラダを食べていて
おしゃれな雰囲気になっていましたが…(そもそも美男美女だったし)
上記2軒は、お値段もスイスでは比較的リーズナブルでした。
なにしろ他のお店では、小さい子連れの4人家族の我が家で
お会計があっという間に1万円を超えてしまうのです
(お酒は大人ひとり2、3杯ずつ飲んでますが)
スイスに来て、チーズ・フォンデュを食べずには帰れません。
1回は食べておかないとね…
というわけで、グロスミュンスターの裏手の坂道を登って
チーズ・フォンデュのおいしいレストランとして
ウェブ上で人気のあるお店です。
こじんまりと見える外観のわりに、中は広く、席数もありますが
予約していったほうが無難かと思います。
子どもには小さいサイズでワイン抜きのフォンデュ、
大人はやっぱりスタンダードのものが食べたくて、
ワイン入り・キノコ入りのフォンデュを頼みました。
大量のパンと、別に頼んだじゃがいもが運ばれてきます。
本場のチーズ・フォンデュは、やっぱり違いました‼︎
チーズが濃くて、深みがあって、なめらかです。
日本でいっとき前(今でも?)若者がよく行くようなカフェ居酒屋で
チーズ・フォンデュ付き飲み放題プラン¥3000なんてのが
よくありましたが、大概おいしくなくてがっかり…
みんな期待してた割にあまり食べないから、
チーズもカピカピになっちゃって、ひどく勿体無かったのですが…
本場のフォンデュは、もう、
チーズを絡める手が止まりません‼︎
じゃがいももいいけれど、断然パンがウマい!
もう当分チーズはいいや…と思うくらいのチーズを食べました
他にサラダを頼みましたが食べきれず、
おいしいと評判のスープは頼まず、で正解でした
ワイン抜きのフォンデュのほうが、チーズの味は楽しめましたが
滑らかで長く愉しめるのは、やはりワイン入りのほうでしょうか。
私たちが酒飲みだからかもしれませんが、
アルコール感はあまりなくて、ワイン入りでも子どもたち、大丈夫だったような気がします。
小さいサイズだったのに、料金はしっかり通常サイズと同じ額をとられたし…
滞在中のあと一晩は、スーパーマーケットの
COOPで買い出しして、ホテルの部屋で食べました。
お財布もしんどかったし、野菜が食べたくなりまして…。
イスラム圏からやってきた我々、
ワインコーナーの棚の広さに感涙
ハム、ソーセージ、ベーコン、一体何種類あるのでしょうか…。
チーズの種類もすさまじい
スーパーの野菜・果物はドバイ以上に高かったですが
チーズに関しては、かなりお安いです。さすが!
パプリカの巻き寿司なんてのも入ってますが
海外で見るお寿司にしては、おいしそう
お稲荷さんが入ってるのは、珍しい気がします。
三角おにぎり1個約300円ですからね
ちなみに…
すんごく高くて、子どもにねだられるも、スルーしちゃいましたが…。
空港のレストランでは、カッパ巻き6個で1800円でした
ちなみにヨーロッパでヘルシーだと人気らしい
アラブ料理もお総菜コーナでけっこう幅をとっていました。
ファラフェル、フムス、ババガノッシュ…
でもドバイからスイスに来て、これを食べる気にはならず(笑)
サラダを2種とグリルソーセージ、ペットボトル詰めのガスパチョで夕食にしました。
こちら、ホテルの朝食バイキングなのですが…
麦芽チョコレートOvomaltineのパンはもちろんおいしかったし
(Ovomaltine単体もめちゃウマでした)
駅で見かけたカリーブルスト(カレーソースをかけたソーセージ)を食べ損ねたのが心残りです。
ドイツ語圏、また来れるかなあ…。
しかし、よく食べました