スイス旅行記⑦チューリッヒのうまいもん | 晩酌かあさん ちょっくらドバイってまいります

晩酌かあさん ちょっくらドバイってまいります

2016年より夫の赴任帯同で、2人の娘とアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで駐妻生活中。 ドバイの暮らしや観光についてブログに綴っております。なかなか晩酌できない国で奮闘中☆

4泊5日のドバイからのスイス旅行。
いろんな街を巡りましたが、宿はチューリッヒだったので
晩ごはんは毎日チューリッヒで食べましたナイフとフォーク
大体いつも、リンデンホフでブランコに乗ってからね…

よく海外旅行に行くときは、
その国の駐在員おすすめのお店を調べて行くのですが
スイスはあまり情報がなく…。
というわけで、わりと定番のお店を調べて行きました

スイスと言ったら、チーズフォンデュ‼︎次点オイルフォンデュ!と
とにかくフォンデュ!チーズなイメージ。
チーズフォンデュについても後述しますが
行ってみたら、本当の国民食はこれ、
レシュティなんじゃないのかな、と思いました。
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細切りにしたジャガイモを、梅蘭の焼きそばみたいな感じに(笑)
まとめて揚げ焼きにしたもので、単品でも頼めるし、
肉料理の付け合わせにもついてきます。
素朴ですがまいうー!
じゃがいも最高‼︎太りそう‼︎
また、お店によってけっこう味が違うのも面白いのです。
生の芋を使うか、下茹でした芋を使うかによっても違うし
油脂はバターを入れるかラードを入れるか、
フライパンで揚げるかオーブンで焼くか、で
シンプルだからこそ違いが出るみたい。
家で作るのは面倒くさそうです(笑)

ウェブでリシュティが美味しいと書かれていたお店はこちら、
老舗居酒屋のヨハニテです。
チューリッヒ中央駅から徒歩5分くらいで来れる場所で
我々の宿からは徒歩1分の距離びっくり
夕方からがやがや賑わっていて、19時にはお外は満席です。
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お外に座ってみたかったのですが、
中も老舗の雰囲気があってよし
いや、老舗なんだけれど、外見のイメージとは裏腹に
明るくきれいなのも、子連れ飲兵衛にはありがたし
ビアホールらしく、おすすめビールが黒板に書かれています
きゃっほーい!
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ここの名物料理がコレ!
レバーの煮込みとレシュティです。
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ヨハニテのレシュティはバター多めでカリッとした感じ。
塩味は意外と薄めですが、レバーと一緒に口に入れると
超絶ウマイです
レバー煮込みとレシュティの組み合わせは、
チューリッヒでは定番みたいなんですが、
おおおおお…たまらん!このマリアージュ!(笑)

ちなみに、ベルンのデッラ・カーサで食べたレシュティは
もう一歩薄味の、品の良い感じでした。
あれはあれでジャガイモの甘みがおいしかったです。

お隣の席には、ご年配の中国人御一行がいらっしゃいまして
みんな同じ料理をひと皿ずつ頼んでいたので、気になって頼んじゃいました。
アラブ在住ノンムスリム、ノンベジタリアンにはたまらない
豚肉のかたまり‼︎
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中国人の方が好むのも納得‼︎の、中華っぽい味つけでした。
おいしいのは特に、やっぱりじゃがいも!
スイスのじゃがいもはおいしいです

そして、アラブ在住のんべが嬉しいのはもちろん!
生ビール‼︎
地元のビールがいろいろ揃っていまして、
個人的には白ビールの生が嬉しかったです
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子どもたちには、今回のチューリッヒ旅行で唯一、
お店にキッズメニューがありまして
チキンナゲットとポテトですが機嫌よく夕飯を楽しみました。
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後ろで読書しながらビールをあおるおじさんが
にこにこ目線を送ってくれましたよ
チューリッヒは1人飲みのおじいさんが多いです。

ヨハニテの隣には、もう一軒ビアホールがあります。
近くにあるラクレット(『アルプスの少女ハイジ』でおじいさんがパンにとろーりくるっと巻いてくれるチーズ)の名店Raclette Stubeが満席だったので
お隣のお店にも入ったのですが…
こちらのレシュティもおいしかった‼︎
はーこが目玉焼きが食べたい!と突然騒ぎだしたため、
目玉焼きのっけのレシュティです。
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カリッと焼かれていて、中はしっとり、こちらはわりと家庭の味ですな。

お店の給仕も、少し耳の遠いおばあちゃんで、家庭的な雰囲気。
料理を運ぶエレベーターがででん!と見えるところにあるのが
スイスまでやってきて、池袋の老舗居酒屋・ふくろを彷彿とさせました(笑)

お店の看板料理は、こちらのコルドンブルーらしい。
チーズとハムを挟んで揚げた豚カツです。
ドバイのレバノン料理屋のメニューにもよく、
コルドンブルーはあるのですが、食べたのは初めてでした
そして豚肉なのが嬉しい…豚
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付け合わせがいろいろ選べるのですが、
つーこのリクエストでパスタを選択。
おそらくバターと味塩アロマットというスイスのスーパーでよく売られているコンソメ塩だと思う)のみの
シンプルな調味ですが、おいしい。

日本のセンベロに近い雰囲気だったので、瓶ビールにしました(笑)
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もっとも我が家が炭水化物とタンパク質のみなメニューを選択してしまっただけで
お隣の若いカップルは、大皿のサラダを食べていて
おしゃれな雰囲気になっていましたが…(そもそも美男美女だったし)

上記2軒は、お値段もスイスでは比較的リーズナブルでした。
なにしろ他のお店では、小さい子連れの4人家族の我が家で
お会計があっという間に1万円を超えてしまうのですえーん
(お酒は大人ひとり2、3杯ずつ飲んでますが)

でも、高かったけど…やっぱり
スイスに来て、チーズ・フォンデュを食べずには帰れません。
1回は食べておかないとね…

というわけで、グロスミュンスターの裏手の坂道を登って
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やって来ました、ル・デザレー
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チーズ・フォンデュのおいしいレストランとして
ウェブ上で人気のあるお店です。
こじんまりと見える外観のわりに、中は広く、席数もありますが
予約していったほうが無難かと思います。

通してもらった席は、頭上にツタの飾りのある、吹き抜けの席。
雰囲気あって素敵です照れ
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ランチョンマットがまた、かわいい!
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チーズフォンデュには大量のワインを入れるそうなので
子どもには小さいサイズでワイン抜きのフォンデュ、
大人はやっぱりスタンダードのものが食べたくて、
ワイン入り・キノコ入りのフォンデュを頼みました。
大量のパンと、別に頼んだじゃがいもが運ばれてきます。
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本場のチーズ・フォンデュは、やっぱり違いました‼︎
チーズが濃くて、深みがあって、なめらかです。

日本でいっとき前(今でも?)若者がよく行くようなカフェ居酒屋で
チーズ・フォンデュ付き飲み放題プラン¥3000なんてのが
よくありましたが、大概おいしくなくてがっかり…
みんな期待してた割にあまり食べないから、
チーズもカピカピになっちゃって、ひどく勿体無かったのですが…

本場のフォンデュは、もう、
チーズを絡める手が止まりません‼︎
じゃがいももいいけれど、断然パンがウマい!
もう当分チーズはいいや…と思うくらいのチーズを食べました
他にサラダを頼みましたが食べきれず、
おいしいと評判のスープは頼まず、で正解でした

ワイン抜きのフォンデュのほうが、チーズの味は楽しめましたが
滑らかで長く愉しめるのは、やはりワイン入りのほうでしょうか。
私たちが酒飲みだからかもしれませんが、
アルコール感はあまりなくて、ワイン入りでも子どもたち、大丈夫だったような気がします。
小さいサイズだったのに、料金はしっかり通常サイズと同じ額をとられたし…

滞在中のあと一晩は、スーパーマーケットの
COOPで買い出しして、ホテルの部屋で食べました。
お財布もしんどかったし、野菜が食べたくなりまして…。

イスラム圏からやってきた我々、
ワインコーナーの棚の広さに感涙
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ワインは日本で買うのと同じくらいのお値段です。
ドバイに比べたら安いですが、ヨーロッパにしたら高いんじゃないかな…。
ビールは水を買うより安いです。

もひとつ、涙が出るのが、この加工肉の量
ハム、ソーセージ、ベーコン、一体何種類あるのでしょうか…。
チーズの種類もすさまじい
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スーパーの野菜・果物はドバイ以上に高かったですが
チーズに関しては、かなりお安いです。さすが!
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日本食コーナーもありまして、お寿司が売られていました。
パプリカの巻き寿司なんてのも入ってますが
海外で見るお寿司にしては、おいしそう
お稲荷さんが入ってるのは、珍しい気がします。
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すんごく高くて、子どもにねだられるも、スルーしちゃいましたが…。

三角おにぎり1個約300円ですからね
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空港のレストランでは、カッパ巻き6個で1800円でした

ちなみにヨーロッパでヘルシーだと人気らしい
アラブ料理もお総菜コーナでけっこう幅をとっていました。
ファラフェル、フムス、ババガノッシュ…
でもドバイからスイスに来て、これを食べる気にはならず(笑)
サラダを2種とグリルソーセージ、ペットボトル詰めのガスパチョで夕食にしました。

ちなみに…
こちら、ホテルの朝食バイキングなのですが…

卵の殻がおかしなことに…‼︎
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スーパーにはさらにいろんな色の卵が揃ってました
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はーこ@5歳は、「かわいいー」と喜んでいましたが
母ちゃんには食べ物に見えないよ…。
黄身の色もちょっとヘンでした…。

おいしかったのは、やっぱりパン!
ジュネーブにお住まいのブロガーさんが紹介されていた
麦芽チョコレートOvomaltineのパンはもちろんおいしかったし
(Ovomaltine単体もめちゃウマでした
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ホテルの朝食はスイスチーズにハム、卵、トマトにヨーグルトくらいで
シンプルでしたが、パンが美味しいので、毎朝贅沢感ありました

スイスの人が食べ歩いてる、バゲットサンドも
食べてみたかったなあ
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ドバイでは食べ歩きしている人を見かけないので、
豪快にバゲットを囓りながら歩くスイス人の姿が新鮮でした。

これと、プレッツェルで作ったサンドイッチと
駅で見かけたカリーブルスト(カレーソースをかけたソーセージ)を食べ損ねたのが心残りです。
ドイツ語圏、また来れるかなあ…。
しかし、よく食べました

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