善き行いをする月だから | 晩酌かあさん ちょっくらドバイってまいります

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2016年より夫の赴任帯同で、2人の娘とアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで駐妻生活中。 ドバイの暮らしや観光についてブログに綴っております。なかなか晩酌できない国で奮闘中☆

ロンドンでまた、テロが起こってしまったようですね。
BBCはもちろん、CNNもフランスのニュースも、
アルジャジーラの英語放送も、ずっとこのニュースを流しています。
Russia TodayとNile Newsはちょっと違うみたいですが...汗2
 
ラマダンに入って、欧米諸国ではテロへの警戒が高まったようで
いろんなブログを眺めていたら、アメリカ駐在の日本人奥様で
「お腹が空いてイライラしてるからってテロするんじゃないよ。
中東の人間はみんな、わかりやすくテロリストの格好をして歩け」と口汚く書いている人がいて
がっくりきました・・・泣2
過激主義者と、平和に暮らしている普通のムスリムとを一緒にしちゃいけないよー!
ラマダンは善き行いをするひと月、でもあるのですからね。
ただ断食をするわけではないのです。
 
過激主義が「善き」を曲解しているとしたとしても、
そもそも過激主義者のほとんどが、イスラムを名乗るならず者なのですから。
UAEは過激主義と戦うため、公立学校での道徳の授業を増やすのだそうです。
 
マンチェスターでの事件のあと、ドバイの地元新聞にこんな記事が出ていました。
ドバイ在住のイギリス人女性が、ムスリムの人々にカップケーキを焼いて配っているという話題です。
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Facebookで、ヘイト・クライムを恐れるムスリムの友人たちの投稿を見たこの女性、ニコラさんは

「テロに宗教などない。イスラム教の人たちとテロを結びつけるのは間違っている」

と、連帯の気持ちを示すために、これまで12家族にカップケーキを配ったそう。

それはマンチェスター出身でドバイに暮らしているムスリムの家族だったり、

友人の子どもが事件の被害者となってしまった女性の家だったり。

 

小さな一歩が大きな平和につながっていくことを祈るばかりです。

 


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