全然届かない | 晩酌かあさん ちょっくらドバイってまいります

晩酌かあさん ちょっくらドバイってまいります

2016年より夫の赴任帯同で、2人の娘とアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで駐妻生活中。 ドバイの暮らしや観光についてブログに綴っております。なかなか晩酌できない国で奮闘中☆

ドバイにやってきて、全然届かないものがふたつ、あります。

ひとつめは、郵便

実家に置き忘れてきた、フリーズドライ漬物や、こちらではなかなか手に入らない麦茶パック、
子供のおもちゃなどを、父が日本の郵便局からEMSで送ってくれたのですが、
待てど暮らせど届かない。

4週間経っても届かないのはさすがにおかしいでしょう、と
日本郵便のウェブページで追跡すると、ドバイには到着していて
私書箱で保管中」となっていました。

日本でなら、不在連絡票がポストに入っているところですが、
集合ポストも、よく新聞やチラシが置かれる玄関前のマットにも、何もありません。

私たち家族の住むアパートには小さな郵便仕分け室があり、
そこで担当のおじさんが仕分けして、各戸に届けるようになっています。

そこでまず、夫に仕分け室へ確認に行ってもらいました。
(ドバイでは男性なら5分で終わるサービス対応が、女性では数時間または数日かかることがザラううっ...
特にうちのアパートのメンテナンスはそんな感じなので、こういうことは旦那さんに最初から任せたほうがよかったりします...)


夫が仕分け室に行ってみると、こんな光景でした。


未仕分けの郵便物の山の中に、おじさんがひとり、ぽつーん。


...おじさん、仕事してないやん...

「お宅宛ての郵便物はないと思うんですけど~」というおじさん。
全然信用できないので、「俺がこっちやるから、おじさんはそっちね!」と夫が仕分けを手伝ってあげると、
うち宛ての封書が2通、ちゃんとありました。
...やっぱりね~ガーン

ちなみにメンテナンスのスタッフは、
「ちょっと待っててね」と言ったまま2度と帰ってこないこともよくあるので
夫は毎回、スタッフの名前を聞き出すことにしているそうです。

でも、「What's your name?」と聞くと、
誰も彼もが「I'm Tom.」

ここはハメハメハ大王の島か!?♪誰でも彼でもハメハメハ~

で、肝心の小包ですが、これは仕分け室には届いていないようでした。
仕方がないので、郵便局、Emirates Post Officeに行ってみることにしました。
ここは我が家からは車でないと行けないのですが、
私は夫の会社の規定によりドバイでは運転禁止なので(そもそも10年以上ペーパードライバーですが)
これも夫にお願いします。
金曜日は公共サービスがどこもお休みなので、週末のうち土曜日にしかできない作業です。

受付で住所を言って、調べてもらいました。
戻ってきたスタッフに「あなたの住所宛ての荷物は、すべて配送しました」と告げられ、
その日はしぶしぶ帰宅。
一体、荷物はどこにあるのでしょう?354354

同じアパートの、日本人のお友達に聞いてみると、
ここでは郵便がまともに届かないので、郵便物は基本的に旦那さんの会社宛てで送ってもらっているそうでした。
ホテル付属のサービスアパートメントなどではもう少し、ちゃんと届くようなのですが、うちのアパートはちょっと怪しいとムムム

でも、仕分け室には確かに、小包はなかったのです。
となれば、やっぱり郵便局にあるのではないか...。

というわけで翌週、夫にもう一度確認に行ってきてもらいました。
父が保管していた送り状控えの画像や、
日本郵便のウェブページに追跡情報ページ(英語版)を提示すると
30分以上待たされてやっと...小包がでてきました!キラキラ

...あるじゃねーかよ!!ヽ((◎д◎ ))ゝヲイ

ドバイでは基本的にこうみたいです。

子どもが書いたらしき絵葉書が、郵便局でゴミ箱にぽいぽいっと捨てられているのを目撃した、という噂もあったりして...。

子どもが実家に送った絵葉書は、2週間くらいで届いたのですが、重要な書類は怖いかもガーン
大事なものはDHL(ドイツ資本の配送業者、ドバイではよく見かけます)を利用するのがよさそうです。

もうひとつ届かなかったもの。制服

はーこのインターナショナルスクールの制服です。

制服は学校指定の業者が作っていて、1店舗しかないその業者のお店で購入することになっています。

「在庫が間に合わない場合があるので、7月中に来てね」というお手紙が
学校経由で業者から送られてきたので、
繁忙期に弱すぎんだろ!(((゜д゜;)))と思いつつ、7月中にお店に行ってきました。

試着してみたところ、サイズ6のスカートだと緩くて落ちてきちゃう...とのことで、
サイズ4のスカートを買おうとしたのですが、こちらがちょうど在庫切れ
「在庫が補充されたら、連絡してね」とレジで伝えて帰ってきたのですが...

待てど暮らせど、電話は来ない。

そこで8月になって、電話でサイズ4のスカートはないのかと問い合わせると
「お店にありますよ!」という返事でした。
ため息つきつつ、お店にいくと、

そう、そんな予感はあったのですが...

やっぱり在庫切れ

でも、ここはドバイです。これくらいで怒っちゃあいけません。
8月15日になったら在庫が補充されるので、ホームデリバリーします」と販売員が言うので、
お店のレジ横の端末で、スカート2着を夫のオフィスに届くようオンラインオーダーし、お金も支払いました。

ところが8月21日。まだスカートは届きません。
初登校日は24日です。でもなんの連絡もない...。

お店に電話をかけてみますが、どの番号にかけても
ラウンジ風のBGMと「私たちはUAEやらどこどこの国やらで、ベストなサービスを提供しています!」という自動音声が
空しく聞こえてくるだけで、まったくつながりません...。

ダメもとでメールを送ってみたら、こちらは反応がありました。
「明日までには必ずお届けします」との返事。

でも22日。届きません
23日。届きません
メールで催促してみると、同じ人から「商品は届きましたか?」とトンチンカンなメールが来ました。
届かねーよ!どうやって送ったんだよ!ヽ(`Д´)ノ」と返信すると、そのまま何も連絡なし...。

結局、慣らし保育のあった24、25日は、同じ学校のお友達からスカートを貸していただいて乗り切りました。

金曜日はお休みなので、27日の土曜日、夫に直接店へ行ってもらいます。
(子供たち2人も連れていってくれたので、夏休みバテの私は助かりましたてへ


そしたら...
うちだけじゃなかった!

お店の前には、怒れる民が溢れていました。

「学校始まっちゃったじゃないかよ!どうしてくれるんだよ!」と
叫ぶ人々の行列に長々と並んだ末、通された事務室で目にした光景は、こうでした。


とりあえず詰めてはみたけれど、発送されていない制服の山たち...。
お店のおばさんたちが、不満そうに、「なんとなく」作業しています。

前に並んでいた欧米人の女性が
どんだけ待たせるのよ!子供を車で待たせてんのよ!ヽ(`Д´)ノ」という
ものすごい剣幕で怒っているので、怒りがトーンダウンした夫。

とりあえず、発送用の袋に入ったスカートを2枚持って帰ってきてくれました。
ほんと...どんだけ繁忙期に弱いのでしょう...(T▽T;)毎年こうなん?

やっと届いた~。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。サイズ4のスカート!

しかーし!
ここで終わらないのが、ドバイです。

袋を開いてみたら、2枚のうち1枚が…
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袋にはサイズ4のシールが貼ってあったのに...
サイズ4のタグもついてるのに...
サイズ6じゃん!!

ところが、サイズ4を着てみたら、今度はきつかった...。
一ヶ月前お店で試着したときはちょうどよかったのに...悔し泣き
はーこ、太ったんか!?

でもこれも、同じ学校のお友達ママと話していたら、
店頭にある試着用の制服がおかしい可能性が大、とのこと。
そこのお宅では、買った当日、家で来てみたらサイズが合わなかったそうです...。
縫製もちょっと怪しげだしね...高いのに...。

いろんなものが届かない、ドバイなのでした。

ちなみに、ドバイでは多くの飲食店でホームデリバリーがお願いできます。便利!
これは普通はちゃんと届く...と思うのですが、気長に待ったほうがいいことは、経験上確かです。

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