ほとんど報道を見ていなくて、気がついたらオリンピックが終わっていました。
自宅ではNHKもCNNもアルジャジーラも視聴できるのですが、
チビたちが「大人の番組」はなかなか見せてくれなくて…
なぜか『魔法の天使 クリィミーマミ』ばかり見ていた2016年夏でした。
もうすぐ2歳のつーこも主題歌の「デリケートに好きして」が歌えるようになりましたよ
そして主人公のパパが大泉洋にしか見えません。
世界の祭典は見逃しましたが、世界を股にかけた男をモチーフにした場所へはやって来られました。
イブン・バットゥータ、14世紀の偉大なベルベル人(北アフリカのコーカサス系の人々)旅行家をコンセプトとした
イブン・バトゥッタ・モールです。
自動車で向かうと目の前にどでーん!と現れるこのゲート。
こりゃまたよう作りんさった…というデザインのこの建築物は、モーベンピックホテルの客室棟だそうです。
中はこんな感じだそう…。
うっひゃー泊まりたい‼︎
こちらが、荒野の中に突如ゲートがどでーん!と
現れる様子です。
こちらはモールの駐車場からの眺めです。
イスラム世界の建物は、本当に美しくて飽きません
さて、イブン・バトゥッタモールに一歩足を踏み入れると…
モールの玄関前には、これまた美しい中庭があります。
この日は灼けるような暑さでしたが、ここだけすっと涼しい風が吹くような気がしました。
あくまで「気がする」だけですが…。
それでも今年の夏はまだ涼しくて「虫が死に絶えていない」そうです。
コバエも生きられないドバイの猛暑…。恐ろしすぎます
一歩入ればいつものダイソーなんだけれど、
『諸都市の新奇さと旅の驚異に関する観察者たちへの贈り物』。
タイトルからしてそそられます
イブンは21歳でモロッコから旅立ち、嵐や海賊の襲来を乗り越え、24年かけて
チュニジア、エジプト、ペルシャ、中国、インド、アンダルシアを旅しました。
そんなわけで、このモールはそれぞれの地をイメージした、6つのコートに分かれています。
こちらはアンダルシア・コート。
先ほどの噴水はアルハンブラ宮殿をイメージしたものだそうで、
このコルドバのメスキータをイメージした廊下には
880年に世界初の人力飛行を行ったというイブン・フィルナスの像がぶら下がっています。
こちらはインディア・コートの廊下です。きれーい
インディア・コートには、時間ごとに竜や不死鳥が飛び出る?
象の時計があったらしいのですが、見逃しました…。
これは次回来訪の課題とします。様々なショップが立ち並ぶ、チュニジア・コート。
お台場のヴィーナスフォートを彷彿とさせますが…
1日中マジックアワーの雰囲気というのはなかなか素敵ですね
フードコートもこのチュニジア・コートにあります。
バルコニーからインディ・ジョーンズが飛び出してきそう…。
どこのモールにも廊下に市場の屋台っぽいお店が出ていますが、
ここでは特にいい雰囲気です。
パイプ椅子に腰掛けた売り子のお姉さんが
店頭で堂々とお弁当を広げているのが、また外国らしくてよかった…。
チュニジアっていうより東アジアの雰囲気でしたけれど
ここのフードコートは店舗数が多く、ジャンルも広くて充実していました。
ちょっとした博物館としても楽しめます。
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