1歳9ヶ月 14回目の熱性けいれん | 晩酌かあさん ちょっくらドバイってまいります

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2016年より夫の赴任帯同で、2人の娘とアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで駐妻生活中。 ドバイの暮らしや観光についてブログに綴っております。なかなか晩酌できない国で奮闘中☆

次女・つーこが1年ぶりにひきつけを起こしてしまいました
2度入院していますので、昨夜の2回で通算14回です。
ただ、今回のことがあって、海外渡航する際には
持病に関する英文の紹介状を持って行ったほうがいいと気づくことができました…。

お風呂の後、つーこはなんだか身体が熱かったのです。
いつもより長く入っていたからかな?と体温計を使わなかったのが間違いでした
22時頃、突然わあっと泣き出したつーこ。
抱っこして熱をはかると40.1℃ガーン
おでこと両脇下に冷えピタを貼り、さらにアイスノンで冷やしたのですが、
寝いったつーこを布団に横たえた後、しばらくして
痙攣が始まってしまいました…

この1年の間、高熱を出したことは何度かありました。
手足口病で38.5℃、突発で39.7℃、中耳炎で39℃…。
ひきつけ止めの坐薬・ダイアップを投与するも、5分以内に便と一緒に出てしまう、ということが多かったのですが
昨年7月以降、それでもひきつけは起こらなかったので
少しずつダイアップを使わずに様子を見守るように。
4月に風邪で39℃台の熱が出た際には、
熱は長引いたもののひきつけは起こらなかったので
もう大丈夫なのかな?とほっとしていたのですが…
まだだった… 
お医者さんから3歳を過ぎるまでは油断できないとは言われていました…。

そして今回の発作は、0才台のひきつけとは少し違いました。
最初は、以前のように小刻みな痙攣でしたが、
これが11秒で止まりました。
(ひきつけたらストップウォッチで痙攣の時間を計測します。
医師はひきつけたときに左右対称に動いていたか、手足がどのように動いたか、眼はどこを向いていたかなどを診断材料とするので、
動画を撮るのがベストなのですが、動転してできないことが多…
やけに短いな、と思っていると、まだゆっくりした間隔で
ビクンビクンと身体が動き、両眼は上を向いたまま…
まだ痙攣してる⁈と気づいて総毛立ちましたガーン
1分ほどでそれも終わり、つーこは青い顔のまま再び眠りに落ちました。

通常は、ひきつけが1度だけで、5分以内ならば
自宅で様子見して、翌朝かかりつけ医で診てもらうことが推奨されています。
でも今回は、今までのけいれんと経過が違うのが気になります。
そしてつーこは、普通なら痙攣は熱の出始めに1度だけ、のところ
1度の熱で複数回ひきつけるのを繰り返してきました。
特に1時間で3度ひきつけたときは、どんどん酸素レベルが低下し
この子は死んでしまうのではないか…と思いました。
今回も危ないケースなのではないだろうか…あせる

そこで、#8000に電話して相談したところ、
やはり深夜救急外来を受診したほうがいいとの勧め。
名古屋では、桜通り沿いにある医師会の急病センターにいつも駆け込んでいましたが
今回は実家での出来事。周辺の病院、先に調べとくんだった…
でも、区のHPで、24時間の小児救急をやってる病院を見つけられましたぼけー

電話をして受診できることを確かめ、タクシーで向かいます。
診てくださったのは、若い女性医師。
とても親身に細かな説明をしてくださいました。
お医者さんの中でも、重労働なERをわざわざ志望する先生は
徳の高い方が多いのでしょうか…
優しく丁寧に対応してくださる人が多い気がします。

ダイアップを投与していただき、翌朝かかりつけを受診してくださいねと言われ、
日付が変わる頃には病院を出ました。
つーこは、帰りに病院の待合室でアンパンマンのポスターを見つけ、
あんぱんまん!ばいちんまん!」とポスター目掛けて走り出したあたりから急に元気を取り戻し、
帰宅時には「あしょぼうよー!」とおもちゃを出してきて
もう寝る時間だよ、と諭すのが大変なくらいでした。
解熱剤は使わず、朝イチで近所の病院に行こうと思っていました。

ところが朝6時、2度目のひきつけが起こります。

目を覚ましグズっていたつーこから突然、
ゴボッ」という不吉な音が…。
吐くのか⁈と慌てて抱き上げた瞬間、痙攣が始まりました。
ひきつけた子を斜めにしてしまったのが悪かったのでしょう…、
ゴボゴボ言いながら手を左右交互に振り、眼も動いたままひきつけています。
左右非対称の痙攣はマズい…ガーン
口には泡がたくさんで、窒息を防がなきゃ!と思いつつも、動転して何もできない…。

ひきつけは2分ほどで終わりましたが、眼はうつろで、呼びかけても目が合いません。
顔はチアノーゼのような紫色です。
ただ、隣で妹の状況に気づいた長女がわっと泣き出すと、
おねえちゃんに手を伸ばすような仕草はありました。

慌てて、先ほどと同じ病院へ向かいます。
2度目、しかもダイアップを使用しての熱性痙攣ということで、
看護士さんがすぐ出て来てくれました。
点滴をして、血液検査の結果を待ちます。

結果は、風邪。なにかの菌かウィルスに感染したみたいです。
熱以外の症状は、喉が少し腫れている、というくらいでした。
とりあえずひと安心…ニコ
つーこも意識をとり戻し、じきに「ぐるとー!ぐるとー!」と
ヨーグルトを欲しがって泣き叫ぶくらい元気になりました

だけど、ドバイで同じことが起きたら、どうすればいいのでしょう?
深夜救急外来、どんな感じなんだろう?
救急車呼んでいいのかな?
そもそも熱性けいれん(feveral seizure)のこれまでの経過を英語で説明できるでしょうか…?

不安を告げてみたところ、救急外来の先生が
かかりつけ医に相談して、英文の紹介状を作ってもらうといいですよ」と教えてくれました。
そっかあ!それがあれば安心だ!

ちょうど、渡航前の予防接種をお願いしている、
下北沢の渡航医の先生が、アメリカ人です。
日本と米国と、両方の医師免許を持っている先生で、英語も日本語も話せます。
そうだ、あの先生にお願いしよう‼︎

そこで午後、診察と紹介状の作成をお願いしてきました。
ドバイでまた引きつけを起こしたらどうすれば いいか、伺ってみると、
渡航後すぐにかかりつけ医を決め、その医院で
引きつけやすいことを説明するのがよい、とのことでした。
なるほど、面通ししておけば安心感も増しますおねがい
聞いてみるものだー‼︎
紹介状は後日、メールで送ってもらえることになりました。

苦しそうなつーこの姿に胸は張り裂けそうでしたが
(「いたい」とか「やだ」とか言えるようになるとなおさら…ぐすん
ドバイでの子連れ生活準備で、
重要なことを気づかせてくれた今回の引きつけでした。

ちなみにエール大学とUCLA附属病院出身、
ハワイ州の医師免許を持つ渡航医の先生曰く、
アメリカではあまりダイアップは使わないが、
頻回に痙攣を起こす場合にはけいれん止めを使用する、とのことでした。
ちなみにちなみに先生が、クリニックのHPで
顔をしかめているのは怒っているのではなく、患者の話を真剣に聴いているのだそうです。
医院を出ると、犬好き・酒好き・無趣味の普通のつまらないおじさんです
と紹介されているのがツボです。

おばあちゃんといい子で留守番してくれた長女は褒めてあげないとなー!
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そういえば、3月までは「三つ編みってどうやるの?」と思ってた私も
幼稚園に通ったこの3ヶ月でだいぶ編み込みができるようになりました。
慣れの問題だとは思いますが、長女も編む間じっとしていられるようになった。
しっかり成長してるんだなー



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