特許と実用新案はどちらも、自然法則を利用した技術的思想の創作に対して与えられるものですが、特許のほうは技術的思想の創作のなかでも、高度なものに限定されます![]()
その高度なものが発明と呼ばれるもので、発明より低度なものは考案とされ、両者は区別されます。
発明には特許が与えられ、考案には実用新案が与えられます。
発明と考案がどう違うのかについて見てみると、一般に発明というと、新しく物事を考え出したり新しい機械や技術などを考え出したりすることで、発明が特許を受けることができるのは、産業上利用することができて新規性、進歩性のあるものです。
産業上利用できないようなものや既に公然の発明、簡単に思いつくような発想の発明、公序良俗に反する発明などは特許を受けることができません。
考案は使用価値が増すように物の形状や構造、組み合わせなどを考え出すことに限られます。
ラジオやカセットデッキを発明した場合には特許が与えられますが、すでにあるラジオとカセットデッキをひとつにまとめてラジカセをつくった場合には考案となり実用新案の対象です。
特許の出願は権利が成立するまで時間がかかりますが、実用新案の出願は無審査で数か月すれば取得できます![]()